A4 アバントのアウディ・タッチセンサー・アドバンスキー・a4・a4アバントに関するカスタム事例
2019年05月28日 05時49分
A4(8K, B8)前期・A5前期・Q5前期などで、2012年式くらいまでのモデルでよくある「あるあるトラブル」の一つ、ドアタッチセンサー(アドバンストキー関連)の不具合。
どういう症状かと言うと、
●アドバンストキーを持った状態でドアハンドルに触れるだけで施錠・開錠ができるはずなのに、なぜか出来ない。
●反応の良いドアと悪いドアがあったり、出来たり出来なかったりする。
●アドバンストキー本体での施錠・開錠(リモコン操作によるもの)は、問題なく出来る。
って感じです。
もう一つあるあるトラブルでドアロックアクチュエーターの故障がありますが、その場合にはアドバンストキー本体(リモコン操作)での施錠・開錠も出来なくなります。
(その場合には、ドアロックアクチュエーターの交換が必要になります。)
この不具合の原因は、ドアハンドルに内蔵されているタッチセンサーが壊れているからなんです。
しかも、1箇所壊れているだけで他の正常な箇所も誤作動したり反応しなくなったりするという。
このドアハンドルタッチセンサー、そもそもの構造的欠陥があるわけでして(詳細は後述)。
結果として、ドアハンドルの数分(クーペなら2個、それ以外は4個)の交換が必要となります。
で、それにかかる費用ですが、ディーラーで純正品に交換すると4箇所で6~7万円もかかります(驚
ですがこれ、私の方で出品している同等品OEMを使うことで、半分以下の費用で交換することができます。
また、ちょっとだけコツが要りますが、自分でも出来るレベルのDIYだったりして、その場合には部品代のみの数千円~1万円ちょっとで上げることができます。
必要な工具・道具類は、
精密ドライバー or キリ
T20トルクスドライバー
養生テープ
となります。
【DIY方法の詳細は以下から】
https://b8a4avtof30320dmspo.blogspot.com/2014/12/a4_9.html
上のが出品しているもの(対策品)、下がデフォルトでついいたものです。
シリコーンで内部で端子むき出しなら、毛細管現象で水が入れば一発アウトです。
対策品は端子がプラスチック内にあり、ドアハンドルのアウターと適度に隙間があって水が逃げることから、同様のトラブルになりません。
ドアハンドルにタッチしても、アドバンストキーが反応しないな~って思ったら、これを疑った方がいいでしょう。
ディーラーで診断機かけるか、VCDSでスキャンすれば、エラーの有りや無しやわかりますよ。
※ ちなみに前期モデルのタッチセンサー(シリコーンでおおわれているタイプ)の場合、対策品とは互換性がないことから、全数交換しないと作動しないようです。
やはり、どうあれ全数を交換する必要があるということなんですね。