ヴォクシーの現代妖怪図録・管狐・追浜・横須賀に関するカスタム事例
2025年03月07日 22時37分
現代妖怪図録
その13
管狐(くだぎつね)
管狐は神奈川県横須賀市の最北の街にて戦後の混乱期に現れた妖怪として以下のように伝わっております。
伝承によると追浜のとあるお婆さんが狐を飼っていたそうですが、その狐はただの狐ではなく、尻尾が九つある伏見稲荷の神狐であったとのことです。
その2匹の狐は普段はマッチ箱にひそんでいますが、ひとたびおばあさんが叫ぶと。たちまち現れ、あらゆる厄災や面倒事をその神通力で解決したそうです。
神奈川県横須賀市北部に追浜駅はあります。
おいはまと書いておっぱまです。名前の由来は色々ありますが、一説によると、かつてこの地の海沿いにあった乙浜(おつはま)の住民達の呼称がおっぱまで、乙浜なきあと、その呼称に当て字で追浜となったとか(諸説あります)。
近隣には日産追浜工場と巨大なテストコースGRANDRIVEがあり、様々な試作車両のテストが極秘裏に行われていることで有名です。
また追浜はアニメ『スカイガールズ』に登場
主人公達ソニックダイバー隊の基地(まさに上記のテストコースのある場所)がある街ですね。
追浜駅のホームメロディは横浜DeNAベイスターズの球団歌である「熱き星たちよ」をアレンジしたものを使用しています。これは同球団のファーム施設「DOCK OF BAYSTARS YOKOSUKA」が追浜公園内に新設されることに伴って採用されました。
さて時は現代、管狐は戦後の街の復興と、人々の神々への信仰心の低下で消滅してしまったのでしょうか?
いいえ、ここ追浜では今でも管狐を見かけたとの証言があります。ですが、2匹の管狐を使役するのは伝承にあるお婆さんではなく、制服を着た女学生とのこと。
一説によると、お婆さんが子孫に管狐を継承したとか、その女学生そのものが、神狐の神通力で奇跡の若返りを果たしたお婆さんその人だ! とかの噂があるらしいです、果たして真実は…。
今回の追浜ロケは、海沿の日産追浜工場近くのタイムズに駐車して、車載の折りたたみ自転車で行動しました。
追浜の街は国道16号と駅前大通り以外はどこも道が狭いですので、自転車の機動力が最高です。(坂が多いですが)
早朝サイクリングも良いものですね。