RS6 アバントの如何なるステージも安全に速く走らせるという事に関するカスタム事例
2020年11月11日 19時40分
「いつからフルノーマルのこの車が遅いと錯覚した?」
車重2t
超フロントヘビー
4枚ドアの古いワゴン車
幾ら馬力やトルクが当時トップクラスだとしても、常識的に考えて軽量でカリカリのチューニングカーや、今時のバランスが良くて理想的なタイミングでシフトアップしていくダウンサイジングターボにはとても太刀打ち出来ないドン亀🐢
だけどコイツの前や後ろを一緒に走った人はたまに経験したのでは?
「こっちは全開なのに立ち上がりで迫ってくる古いヘッドライト、ブラインドコーナーの度に離れていく真っ黒なテールランプ」
「おかしい」と。
復活してからこの秋
ワインディングや峠を何千キロと全開で走り倒しました。
たぶん前半はライン取りとブレーキ、コーナリングはタイヤの横グリップ任せのど下手くそな命懸け
後半はターンインのタイミングと舵角、アクセルワーク、そして極力タイヤの横グリップを使わない、鳴かせないコーナリングを心がけて、初回の伊勢志摩から数回のツーリングに参加された人には少しは差が感じて貰えたらまあ良かったかな?と。
(他人はそんな事など見ていないと思いますが)
勿論サーキットなどの見通しの良い整備されたコースをぐるぐる周回する訳でも無い
ほぼ毎回初見の峠やワインディング、進入速度やRも走りながらの瞬間的な判断が必要で、都度修正しながらなので下手くそな自分だと限界速度がむちゃくちゃ落ちるのはまだまだ経験不足と歳のせいか記憶力や勘も鈍い
並べるだけやわちゃわちゃだけには余り興味も無くそんな車でもない
求めるのは「安全な速さ」だと、時を経る毎に、誰かと走る毎に強く思うようになる
なぜそんな思考回路になるのか
8割方この人の影響
流す程度でこれ💧
動画を見て自分のケツに荷重を感じた人はうめー人
特に2本目の動画は手前まででピークを過ぎてやっと携帯が触れる走りまで落としてこれ
ほぼ溝の無くなった賞味期限切れのリアタイヤが全く鳴かない、全く鳴かないんですわほんと、、(俺が走るとたまに鳴く。)
全部前後にタイヤを使ってる
今まで体感した事のない、どんなヘアピン、どんな複合コーナーでも斜め後ろにかかる続けるGとリアのストローク量
更にパドルは遅れるからとシフトは全て車任せの左足ブレーキ、勿論左ハンドルは久し振り。
この足のセッティングは去年リフレッシュした際に自分なりに走り込み、車高や減衰を上げたり下げたり調整した足ですが
「よく動く良い足に育てたな」と。
「ブレーキも問題無い」
この人、いつも手間のかかる自分の車の修理をウルトラCの積み重ねで、なんとか安く的確に治してくれる主治医、前職は耐久レースメインのプロレーサー、ルマン24時間までは運が無くて(本人談)ついに行けませんでしたが海外のレースまで遠征してた方。
走りに興味あるヤツならご存知のベスモやホットなんとかで有名なあの人達とも顔馴染みで、俺らみたいにお金注ぎ込んで走るんじゃ無くて、その走りにお金貰って車を走らせてた人
「とかなんとか言っててもそんなそんな変わらんちゃう?」
とも思ったりもしてましたが、、
そんな人がこの車を走らせるとまるで動きが違う💧
まあ自分の限界超えた進入やコーナリング速度だと怖いこと怖いこと💧
以前「この車の他より優れた所ってなんですかね?」
と、何気なしに聞いた時に、
「長距離高速道路で疲れ方が他より全然疲れない」
と、走りに関して特筆する事も無い的な答えでしたが、車重2t、超フロントヘビー、空力も悪いしまあそんなものだよねと思ってましたが、全然違った
よくよく考えれば、オールロードで皆んなで走ったあの峠の下り、足が壊れてたとは言え、かなりの限界速度で主治医が出したタイム、タイヤに頼るしか出来ない自分がRSで普通に走って出したタイムが秒まで同じだった
「この車は下手くそが乗っても強烈に速い」
「だけどタイヤに頼った運転だと命も技術も先がない」
この日飯屋で唐突に拉致されて、謎のテンションのまま連れられた矢作のクソ狭い連続タイトコーナーレッスン、翌日早朝から仕事なのに到着時点で既に午前様、もうヤケクソだとこの際だから事細かに今までの謎を質問したりしましたが、よくよく考えると元プロレーサーに横乗りマンツーマンで個別レッスン、それも峠メインで、
こんな機会は普通に考えて無いですね
気まぐれですが自分は恵まれた環境に居るなと。
(一刻も早くガソリン無くなれと思ってましたが😑)
この晩は珍しく走る事を楽しんでるように見えました
この日を境にこの車に対する見方がガラッと変わりました。
このどん亀号🐢、乗る人によって天候、路面選ばず全ステージで速い。それも一般車、一般人レベルではかなりのハイレベルで。
要は乗り手がそれを使い切れるかどうか
飛び抜けた物は自分の好きな外観以外一つとして無い車ですが、
「腕が伴えば全天候で[安全に]むちゃくちゃ速く走れる車」
「更に、怖くてアクセルやフルブレーキ踏めない領域は腕によって相当限界値が上がる」
冒頭の
いつからかフルノーマルのこの車を遅いと錯覚してたのは自分自身だった、と。
って、二つを学んだ日でした🙄
個人的に、バカみたいにはっちゃけるのも好きですが、こういう自分の内面に向かう考察的な備忘録も好きです😊
プロや歴戦のスペシャリスト達から見れば戯言でしょうし小バカにしたり茶化したりもするでしょうが、命を乗せてする遊び、クソ長文を頑張って読んで「ああ、そういう考えもありだね」と、思った方だけがイイねやコメントをくれたらええです😊
なんでも興味ある事の過程が一番楽しいと思ってますから『走り』は、とても深くて幾つになっても飽きずに楽しめますわ♪
後日ツーリングで
結果これなんすけどね(笑)
最近多くなった部品国内欠品、秋の走りはひと段落したんでこの際ララポ氏を見習っていろいろメンテを考えようかと思ってます😊
おまけ❤︎
謎のテンションの理由、笑
新しいおもちゃが仲間入りしたので何かの時は賑やかしに行くかも??行かないかも!?😍笑
って感じのSeven Stars🌟でした😁
次回は秋の集大成
「ラスト&復活のせせらぎ、岩屋のんびりツーリング」です乞うご期待✨
最後に重要な一言
「運転上手くなったとは一言も言ってません🙄」笑