車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年03月27日 23時58分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
春のバス祭り!群馬編(最終回)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“日産 エコー GC141”です😄
1日空いてしまいましたが、このシリーズもあっという間に最終回を迎えました。
最後は初代エコーの登場です。
トリコロールカラーが非常に美しいこちらの個体は前回、前々回とご紹介してきたGHC240エコーとその短尺車がある一帯にあり、なんとこの丘だけで3台ものエコーが集うエリアとなっていました。
中でも一番古くて珍しいのがこの初代で、1963年〜1964年のモデルとなります。
また、生産台数は1963年が1059台で1964年が1902台と、合わせても3000台弱という数で、噂によると現在までこの世に現存しているのは20台あるか否かだそうで、よく残ったなぁという具合です。
当時のエコーには、すでに2164ccのSD22ディーゼルエンジンがありますが、こちらの個体は、後ほど掲載する“1900”というバッチから、1883ccのH型ガソリンエンジン搭載車と分かります。
こちらがそのエンブレムです。
金色っぽくなってますが、下手にギラギラしているゴールドエンブレムより品があって渋いです。
リアです。
小さいテールランプがかわいいですね。
ボディの継ぎ目には深いサビが出てきていますが、50年以上置かれている割にはとても程度が良いと思います。
鉄板剥き出しのインパネ。
ステアリングもしっかりと残っています。
失われたリアガラスから後席を。
リアシートはさすがに取り除かれていました。
しかしこんなに狭い車内なのに24人乗りだったとは驚きです。
最終回にふさわしいエコーでした。
これは何度訪れても飽きないだろうなぁ……と思っていましたが・・・。↓↓↓
ストリートビューでその後の姿を見ると、なんと右サイド一面に落書きされてしまっていました・・・。
あそこまで美しい個体だっただけに涙が出そうなくらいショックです。
一体どこの誰がこんな悪戯をしたのか気になるところですが、現実を知った今、落胆することしかできません…………。
さて、これにて「春のバス祭り!群馬編」シリーズは終了となります。
今回も最後まで読んで下さった方、いいねやコメントをお送り頂いた方、本当にありがとうございました。
次回からは新シリーズとして「シリーズ化出来なかったシリーズ」シリーズを始めたいと思います。(詳しい内容は次回ご紹介します。)
次回も頑張って更新を続けていきたいと思いますので、引き続きご愛読いただけたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。