パブリカのパブリカ・パブリカバン・ミッションOH・エンジンOH・整備記録に関するカスタム事例
2019年04月09日 12時53分
エンジンOH
ミッションOH
まだ、やること(部品交換)は多いですが・・・・
『オーバーホール』という点に関しては、これにて一段落です
今回は私がやらかした、たぶんミッションで最も大切なことを書きました。
・ギアの二重噛みの疑い
・速がはいっているのにフォークがフリーになる
上記の二点が解決せず、三回目の解体です。
可能性としては
No.1~No.3のピンの抜け落ち
フォークのM6ボルト折れ
ピンのサイズが合わない
・・・と、先輩方に教えてもらいました。
フォークが同時に動くのを確認、
この段階でピンの抜け落ちの可能性が濃厚になりました。
4mm*10.8mmのピンが脱走してました。
リテーナーを外すと簡単に落ちてしまう、と教えてもらいました。
フォークの穴の中に残っていたピンや抜け落ちて行方不明になっていたピンも救出しました。
真ん中のピンは前に組んだ方が製作したのだと思いますが、長さが12mmもあり上手く合いません。
これをベルトサンダーで10.8mmになるように短くし、断面をおにぎり🍙に整えました。
自作の場合は4mmと6mmの金属の棒で修理書どおりに加工すれば作れると教えてもらいました。
いろいろ考えましたが、ドリルの刃の差しこむ部分の直線のところを使うのが良さそうでした。
度重なる分解でガスケットの予備が底を尽きたので自作です
紙ガスケットは難しい形のものはひとつもないため、時間があれば全て自作できます。
この段階で念入りにチェック、
・フォークが同時に動かないか
・速が二重にはいらないか
ピンやボルトを確認してOKなので慎重に閉じていきます。
最後に仕上げの掃除、
ケースも最初に比べてだいぶ綺麗になりました。
エンジンの異音がなくなりました、
前に撮影したものと比べると一目瞭然
↓参考までにbefore
こちらが故障する当日の音です。
こちらが購入直後の音です。
マウントを交換したため、
シフトレバーの調整をします。
これは整備書にある通り
Tマークを中心に考えて10度~15度にくるように調整します。
シフトレバーの幅が分度器の10度~20度の中におさまるところがベストな位置でした。
点火とキャブの調整の部分については、写真を撮り忘れてしまいました。
また機会があったら記録をつけます。
ミッション、エンジンの確認をしてOKだったら残りの部品を取り付けていきます。
外した順番と逆の手順で戻すだけなので簡単です。
試運転をしたのちアイドリングと燃料の調整をして完了です。
気づいたら朝でした(笑)