HARDCORE GODyさんが投稿したDIY・アライメント・トー・トー調整・オープンカーに関するカスタム事例

コブラのフロントトーの調整に挑戦する。

親族のコブラが非常に運転しにくい。
ステアリング取られまくるし、バンプステアも強烈。
「飛ばす車ではない」と言いますが、法定速度に毛が生えたような速度で少し怖い思いをするという、昔のシャコタン族車レベルはいかんでしょ。
トーアウトが疑われるので、フロントだけとりあえず簡単に計測してみます。

ホームセンターで金具を買い集めて簡易ゲージを製作し、計測。
リム部で7mmトーアウト。
結構なトーアウトです。
そりゃ乗りにくい。

ところがタイロッドエンド見たらご覧の有様。
調整枠限界まで絞ってありました。

どうやら車高短にし過ぎて、アライメント調整すらできない状態になってしまっています。
前のオーナーが徹底的な車高短マニアだったようです。
つってもネットの画像見るとシャコタンコブラの方が圧倒的に多いのですけど…。

下側のサスアームと、ステアリングロッドの角度が違いすぎます(パースついて分かりにくいですが)。
シャコタンで調整出来ないほどトーが開いちゃった原因はこれでしょう。
車高上げればある程度解決出来そうですけど、このフロントサス、あと1cm程度しか調整幅残ってません。
フロントとリアのショックが違うメーカーっぽいので、フロントだけ更なる車高短目指してシャコタンサスに替えたのかもです。
規定値入れるほど上げられるか不安。
ちなみに最低地上高9cmギリギリ。
東村山の踏切渡れませんよ、これじゃ。

で、車高1cm上げたら今度は過剰なトーインに。
あれ！？
と思ってよく見ると、ジャッキアップでここまでトーが変化する。
いや、普通変化するんですけど、ここまで変化する車両初めてかもです。
これじゃ街乗りレベルでぐわんぐわんトー変化しちゃうのも当然ですよ。
うーむ、どうしよう。
ってどうしょうもない。
ナックルアーム自作するか、タイロッドエンド取り付け部に無理やりスペーサーかましてアームとステアリングロッドを並行に近づけるしかありません。
って、簡単にできねえよ！

とりあえず5mmアップに変更。
これでリムで1.6mmまで持って来れました。
人が乗ったらサスが縮んで数値が狂って、あとは面倒くさいので略。

早速試乗。
相変わらず安定してるとは言い難いが、変にすっ飛んで行くような事は無くなりました。
当たり前ですけど。
次回は前後しっかり車高上げて、サイドスリップも調整できたらしたいところです。
つうかサス、変えちゃいたい…。