インプレッサ WRXの速水シュンジさんが投稿したカスタム事例

かれこれ10年、いろんな人と走って来たけれど、山では結局僕の師匠達程のマイノリティは存在しなかった。

結婚や仕事などの理由で人は変遷していった。それでも走り続ける大馬鹿共。
実際、競技の世界に羽ばたく人物まで何人か出てきている辺りここに居る人達は局所的にはセミプロ級と言えるのかもしれない。

凄まじい速さを見せつけつつ、長く走る為のマージンのコツみたいな物を師匠達には沢山教えてもらった。恐らく関東内でも屈指の集団だろう。
絶滅危惧種な連中ではあるのだけど、こういう人達は今でも存在するんだなと、一緒に走る度に思い返しています。

山での若い子の大きな事故が多発し、それがSNS上ですぐ騒がれるような昨今。

「もうそういう時代も終わりが見えてきているのかな」

そう話していたけれど、実際電気自動車の波は止められない。
今のような車のコミュニティからはかけ離れた車社会が今後数十年で出来上がっていくのだろう。

ノスタルジックカー然り、古き良きを大切にするのは大事なことだ。
しかし、それを掲げて反発してしまってはただの老害でしかない。

すべては

「上手くやれ」

の一言に尽きるんだ。

色んな事を「察っせる」人が増えていけば、今よりもう少し世の中が上手く回るんじゃないかと思っています。