S2000のS2について語ってみた・S2のタイヤの評価・S2の考察ブログ・S2のタイヤ・シバタイヤを使ってみたに関するカスタム事例
2025年03月22日 15時08分
モータースポーツが大好きです🥰 NA8Cから始まって、FD3S、DC5-R、AP2と、乗り継いできましたが、CR-Xデルソル、EG4、EG6、DA6にも、練習車両や耐久レース車両として乗っていました。 S2のリフレッシュが完成したので、久しぶりにヒルクライムやサーキットの競技イベントに参加して、タイムアタックを楽しんでいくので、どこかで会ったら仲良くしてください♪🚗
シバタイヤ R31
200Rと280Rについて語ってみた
今回は厳寒期だと適正温度になりにくいシバタイヤ200Rと、ジムカーナ適正のある280Rの、冬季利用時の特性について書いています。
メチャクチャ長いので、暇な時に読んで下さいね😊✨
① 200Rでミニサーキットを走ってみた
午前9時、気温4℃
タイヤが冷え切った状態のコースインの時に、時速20㎞程度から加速しようと2速でアクセルを軽く踏んだ瞬間にリヤが唐突に吹っ飛ぶ。美浜サーキットだと、そのまま6周程度はグリップせず、7~9周辺りがグリップが最も出た。
タイヤが冷えた状態で、温めようとしてローリングしたり、やや荒めの運転をすると、タイヤの損耗が激しく出る。タイムアタックがほとんどできていないのに、タイヤの溝ばかりが減っていくので悲しい。。。
S2サイズだとセンターリブの肩が無くなっていくだけだが、重いハイパワー車で駆動輪に負担をかけると、外側のブロック飛びも発生する。
一番時計のポルシェは、新品のリヤタイヤが30分でボロゴミになっていた。
温まってしまえば、グリップは縦も横も十分に発生して、非常にコントロール性が高い。
適正温度に入っている間の性能は素晴らしいので、いかに適正温度に保ちながら走れるかが重要なタイヤであると思う。
真冬はタイヤウォーマーが無いと、本来の性能は引き出せない。タイヤが温まるころには吸気温度は上がってしまうし、確実にタイムは落ちると思う。
暖まってしまえば鬼グリップなのは、もちろん言うまでもない👍
② 200Rで極寒の鈴鹿本コースを走ってみた
気温は氷点下から始まり午前11時時点で6℃までしか上がらなかったという寒さの中、更にわずかとはいえ小雨まで降っている😭
タイヤは5部山の200R。。😓
9時から走り始めると、鈴鹿を2周走ってもフロントタイヤがハンドルに反応しない。(滝汗)
真っすぐ走っているだけで嫌な感触が伝わって、ハンドルを30度きってもタイヤが反応せず、本来の半分くらいしか曲がらない。
リヤタイヤも5速から6速へのシフトアップでリヤがわずかに動き、ストレートの180km/hでリヤが揺れる始末😱
怖すぎて、シフトアップ時にクラッチミートの衝撃を消しながら走るハメに。。。
タイムはベストの14秒落ち🤣🤣🤣
しかし11時、路面温度がシバ200Rの温度に到達すると、小雨は9時同様にパラついているにも関わらず、グリップ発生!
一気に12秒タイムアップ🤣笑笑
しかし、スプーンコーナーで滑ってコースアウトする車が発生する路面状況なので、路面が乾いたわけではない。日光🌞がありつつの小雨だったので路面温度が上がった模様。
シバ200Rは温度が合わないと全く喰わない事と、うっすらと濡れているくらいならタイムは狙えないものの、練習には十分に使える事が確かめられた。
③ 280Rをミニサーキットで使ってみた
午前9時、気温10℃
1本目から不安なくグリップが立ち上がるのは200Rとは全く違う。1月の鈴鹿ツイン走行会でも気温6℃くらいで問題なくグリップしていたので、さすがジムカーナ用だけある。
冷えた状態でグリップする弊害か、接地面が荒れやすく、シバタイヤでよく言われるリブの肩が偏摩耗する現象が起こりやすい。特にFRのリヤタイヤでは顕著に表れる。
しっかりと熱が入りタイヤが溶け出すと200Rと同じような減り方をするが、200Rのようにグリップはしない。どちらかというとスライドコントロールをしやすい特性になり、スライド多めのグリドリが簡単にできる。
オーバースピードで進入し、斜めに車を飛ばしながらブレーキとアクセルで立ち上がり角度を合わせていくなんて楽しい走り方も全く怖くない。コントローラブルでグリップ抜けが無いので安心できる。
ただ、265/35R18の200Rと比べると、255/40R17の280RはMLSの2個目のヘアピン1個で0.2秒くらい、インフィールドで0.3秒くらい遅くなったので、絶対的なグリップは高くない
総合すると、街乗り・ツーリング・峠・サーキットを1種類のタイヤで過ごそうと思うと、200Rは気温1桁時に吹っ飛ぶ可能性があり、雨がめちゃくちゃ危ないので、12月~2月は280R一択になる。
ちなみに11月・3月はグレーゾーンだが、4月~10月は200Rでも大丈夫。バリ溝で夏の走行なら、200Rでも雨のアタックが可能です。雨でも勝てるかと言われれば、もちろん勝てないでしょうけど🙂↔️
280Rの雨は走れていないので、後日追記予定😉