スカイライン GT-RのDIY・トランク補強バー・S15シルビア純正補強バー・ボディ補強に関するカスタム事例
2021年04月10日 18時53分
メンテナンスやバージョンアップのほか、自分流のカスタムなどチビチビやっていきます! ……/⭕️⭕️l40th_®️l⭕️⭕️\……
トランク補強バーの総集編です…
仕上がった見た目はこちらです…
ぱっと見は分からない、コレが目指しているボディ補強です…
まずは、他車への流用資料として、寸法などのデータです…
・1番肝心な重量
重さ:1.6kg
(ボルト、カラー含まず)
・補強バーの向かって下側の寸法
左右長手方向の長さ:112.5cm
・補強バーの片側ボルト穴の長さ
右側短手方向の長さ:11.5cm
この2点の寸法がクリア出来れば、流用出来る可能があると思います…
最初は、仮当てです…
使用する部位は、トランクフロア左右のキャップ下の場所です…
右側は、ボルトが立ってます…
左側は、バーの穴を広げれば大丈夫です…
右側のボルト穴は問題なしです…
ですが右側は、フロアより立っているボルトがあり、このボルトは切らずにいかすので、その為のM6穴をあけます…
ボルトの取り付け面から、トランクフロアまでの長さを測ります…
かさ上げ用のカラーの目安にします…
ノーマルボルトは、M10:25mmなので、カラーの15mmをプラスして、40mmでぴったりです…
工具やら部材やらを用意して、早速取り付けます…
取り付けには、こちらを用意してみました…
・M10 細目 ピッチ1.25 長さ40mm
フランジボルト セレート無し×4本
・M10 15mm アルミスペーサー
内径10mm 外径21.6mm ×4コ
・M10 ワッシャー 適量
取り付け前にバーの穴を拡張します…
右側は、M6の穴を追加します…
取り付けには、用意したボルトとカラーを使います…
フロアと高さを揃えるために、15mmのカラーにワッシャーを追加する部位も何ヵ所かあります…
ボルトもピッタリでしっかりと決まりました…
ちょっとした隙間は、ブチルテープで埋め込みます…
ボルトの頭にキャップを追加したら、マットにも優しくなります…
補強バーを装着すると、こちらの4点が連結されました…
・①リアバンパーレインフォース
→リアバンパーの骨組み
・②リアフロアメンバー
→リアのフレーム
・③トランクフロア
→トランクの床面
・④補強バー
→今回の追加パーツ
純正の状態では①②がボルト共締め、②③が溶接接合と思われますが、今回①②③④がM10ボルト×4本にて共締めされた形です・・・
バーの取り付けが終わって、トランクマットを敷いてみますと、段差が酷くて改良をしようと思います…
約4cmの段差があります…
まずは、中古のマットを用意しました…
型取りしてカットします…
中古品なので汚れも丸洗いします…
手触りも改良しました…
こんなに綺麗な肌触りになりました…
更に、チップクッションでかさ上げします…
バーをあてがって、型取り、カットをしていきます…
型取りの後、実際に合わせて最終チェックをします…
このチップクッションを敷いた段差が2cmになりました…
トランクマットとチップクッションの2点が出来ました…
このままでも使えますが、使い勝手を考えてもう一手間を…
フェルト用の接着剤を使って、2枚をくっ付けます…
乾きが早いので、時間との勝負です…
両面に接着剤を塗りました…
接着面を合わせていきます…
丸一日でしっかりと接着されます…
圧着させる為に、重しを載せます…
いい具合に仕上がりました…
トランクマットの厚みは、40mmあります…
これで段差も4cm→1.5cm圧縮されて、トランクフロアへのアクセス回数も一回減って、使い勝手も良くなりました…
最後に装着後のインプレッションです…
①直進加速時のトラクションのかかりが良くなった・・・
具体的に言いますと、アクセルONの際にタイヤの食付きがが良くなった感があり、以前と同じアクセル開度におけるレスポンスが格段に良くなり、装着前と装着後で到達スピードを同じゴール(例えで、0km→60km速度までの到達時間)だと考えて比べると、体感として加速Gが増えた感じです・・・
エンジン系統のパワーアップを行った訳ではないので、実際に数値で表した場合には、恐らく違いはないので、体感としてしっかりと違いを感じる事が出来たのは驚きです…
②段差でのボディのヨレが改善された・・・
普段から路面の段差は、小さなものを含めて避けて通るライン取りをしており、出来るだけ平坦な路面を選んで走行しております…
理由として車体を痛めない様にするだけでは無く、路面のワダチや段差に乗り上げた際や、段差を降りる際などに、リア周りから感じるボディの挙動やヨレ、発せられる異音などが非常に不快に感じておりました…
以前ニスモのフロント補強バーとセンター補強バーを装着した際にもこの点は改善はされておりませんでした…
そんな普段のラインからかけ離れて、あえて段差を乗り越える様なラインを通ってみたところ、いつも感じていたリア周りの挙動がピタッと治まり、シートを通して感じていたヨレ感も無く、またキシミ音的な異音も無くなりました…
更に、公道から歩道の段差を介して店舗などの敷地に進入する際などは、地切りをしながら(斜めから進入する形)微速で段差を超えますが、その様子を車体の真上から見たと仮定すると、対角線に対してヨレが発生しやすくなる理屈から、必ずリア周りからキシむ感じや、異音がありました…
…が、その点も改善され、気持ちよくを通り越して、驚いた感すらありました…
③右左折時の舵角が大きく感じた・・・
これはわかりやすく言いますと、交差点で曲がる際にハイキャスによるリアタイヤの舵角が増えたように感じました…
実際にはハイキャスは普段通りの制御なので、補強バーを追加した事によってアクセルを開けながら右左折を行うと、直進時にも感じたトラクションのかかりが良くなった感覚が、このような場面でも体感できたのでは無いかと推測しております…
もしかするとアクセルOFFのパーシャル状態で右左折した場合には、感じる事が出来なかったかもしれません…
個体差はあるかと思いますが、補強の効果は十分あると思います…
以上、総集編とレポートになります…