カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・9段階評価・ライフに関するカスタム事例
2023年02月03日 13時20分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第163弾
ホンダ ライフ(4代目)
続いてライフに乗車。3代目から比較するとさらに女性向けへと変化した4代目モデルです。
①今回お借りした車両の詳細
平成19年11月登録車 F
新車価格(平成18年10月現在) 109万2000円
②4代目ライフ一番のポイントは?
→低価格ながら女性が満足できる質感や装備。後ほど詳しく見ていきますが、価格の割に質感はかなり高いと思います。
③4代目ライフのライバル車は?
→モコ、オッティ、ステラ、AZワゴン、eKワゴン、ワゴンR、MRワゴン、ムーヴ辺りでしょうか。
④4代目ライフの良い点
・質感が高いです。シートの触り心地も良いですし、ダッシュボード周辺の質感も一クラス上に感じます。ドア内側の質感も良かったです。さすがホンダ車。
・シフトがストレート式で良いですね。節度感は普通かなと思います。
・エアコンの温度調節がダイヤル式です。節度感は普通ですかね。可もなく不可もなく。
・ペダルレイアウトは悪くはないです。足をパンと出すと、ブレーキの中心より右側を踏みます。
・Fグレードですとアームレストが付きます。アームレスト内の収納はありません。
・収納が多い方だと思います。メインターゲットの女性の方も喜ばれるかと。
・後席の角度調整ができます。
・軽自動車ながらドアの開閉音も安っぽさを感じず良かったです。
・AT車なので、アクセル踏んでからの反応が早く、下手したら最近の軽自動車より走りは良いかと思います。
・メーター内にあるディスプレイ、誕生日になるとお祝いしてくれる機能があります。これも女性目線で見ると喜ばれるでしょう。
・この型のライフ、マイナーチェンジ後から自動駐車してくれる機能が追加されています。最近だとヴォクシー・ノアのフルモデルチェンジで付いた機能と同じ奴です。ただ私的には要らない装備です。何でもかんでも機能に頼るのは良くないです。
⑤内装について
ご覧の通り、質感はバッチリです。この時代のホンダ車に多いですが、ダッシュボードが用意されておらず、上側の小さな収納しかないのが残念。この時代でも2段式の収納は実現できたかと思います。メーカーはこれをダッシュボードだと言ってますが、ダッシュボードとは言えないかと思います。シートは下側が固いですが、腰回りは柔らかめです。後席は固くなりますが、代わりに後席が狭いです。長距離乗車は苦痛になるかと思います。ハンドルはやや重めのセッティングでした。ブレーキはそこまで違和感が無く、軽自動車の中でしたら普通のセッティングだと思います。ただブレーキのタッチはどうかと言うと微妙です。アイドリング時の微振動はほぼ感じず良かったです。後方視界はあまり良くないです。サスペンションは固めでした。こんな感じですかね。
⑥荷室について
広さは普通かと思います。
後席を倒しました。これ以上は変化しないようです。このクラスの軽自動車ならフラットにならなくてもまぁ良いかと。車中泊は無理です。
⑦エンジンについて
搭載エンジンはP07A型に4ATを組み合わせたもの。52馬力と一見非力に聞こえますが、低速域でも踏むとしっかり加速してくれるエンジンで、街乗りであれば非力さは感じません。ただ、高速道路や多人数乗車ですとキツイと思います。
⑧4代目ライフの問題点
・なんとチルトステアリングが付いていません。男女問わず、好きな位置にハンドルをセッティングできないのは苦痛です。この時代でも設定できたと思います。マイナスで。
・アクセルのタッチが酷すぎます。あまりにも軽すぎるタッチで剛性感がありません。今度からこのタッチを『カシュカシュアクセル』と名付けましょう。
⑨総評
『4.5点 惜しいです。あと少し。』
非常に良い車でした。基本的に女性目線で考えられており、男性向けの車とは言えないですが、出来に関しては高水準だと思います。加点もありますが、チルトステアリングが無いこと、カシュカシュアクセルなことでマイナスとなりました。どちらかが改善されていれば、文句がほぼ無い5.0点な車と言えたかと。