フーガのy51フーガ・フーガハイブリッド・ヘッドライト磨き・DIY・適当作業に関するカスタム事例
2019年09月30日 13時14分
ヘッドライト加工のために予備のヘッドライトを磨きます。
今回はコーティング剤ではなくウレタンクリアを使用します。
磨き前の状態ですが上側に曇り、若干の黄ばみがあります、ひび割れはほとんど無いと思います。
施工前にネットでウレタンクリアを使ったヘッドライトのリペア方法を調べるとコンパウンドで仕上げた後に塗装した方が良いと言う人も居れば800番で削った後にそのまま塗装する人も居てどれが正解かわかりません。
荒い番手のまま塗装するのは『明るい所で見ると綺麗だけれどもヘッドライトを点灯すると磨きキズが目立つ』というブログを見つけたのでやめました、逆にコンパウンドまでしてから塗装するのは足付けをしていない状態で塗装しているのと変わらないので剥がれたり塗装のノリが悪いらしいです。
調べてもわからないので1500番で削った後に塗装することにしました。
コーティングで仕上げた時に大体1000番くらいまでの傷が消えなかったので1500番だったら多分大丈夫だろうというのと、足付けに使うくらいの番手なので剥がれ防止にもなると思います。
とは言っても前回車体に取り付けているヘッドライトを磨いたついでに予備のヘッドライトも磨いたのでコーティングまで終わっています(400番〜2000番→コンパウンド→コーティング)。
この状態でも十分満足するレベルなのですがコーティングなので半年くらいで劣化してしまいます。
仕上がり自体も黄ばみ、曇りが取れてかなりクリアになっていますが新品のキリッとした透明感は流石にありません、近くで目を凝らしてみると少しだけ磨きキズが見える感じです。
角に関しては磨きが甘く若干曇っています。
ということでせっかく塗ったコーティングをサンドペーパーで削ります。
コーティングの除去が目的なので1000番から始めて1200番→1500番まで使いました。
全面均一に白くなっているのでおそらく大丈夫かと、塗装するのでコンパウンドで仕上げる時よりはアバウトでも大丈夫だと思います。
1回目の捨て吹きが終了した所です。
この後本格的に塗りますが焦って厚塗りするとソルベントクラックが発生するので徐々に塗っていきます。
というか別のヘッドライトで発生しました、焦らないことが重要ですね。
仕上がりについてはこんな感じです、キリッとしたクリアに戻っていると思います。
コーティングしたものと比べると断然塗装した方が綺麗ですね。
塗った回数ですが
1.捨て吹き
2.捨て吹き+α
3.捨て吹き+α
4.本塗り
5.本塗り
6.本塗り
全て5分〜10分間隔で塗っています。
心配だったクラックは発生しませんでした、磨き傷に関しても色々な角度から光を当てて確認しましたが綺麗に消えています。
気持ちメラメラした感じのユズ肌になっていますが許容範囲だと思います、まあボディ用のスプレーなので多少はしょうがないですね。
研磨で取れる範囲内ですがとりあえずはこのままにしておきます。
というか完全硬化に72時間くらいかかるので研磨するのはその後にしか出来ません。
ウレタンクリアに関してはソフト99の物を使用しました。
ウレタンクリアでも物によってはレンズが溶けるらしいのですがこれが1番手に入りやすいので…
忘れないように手順を記載しておきます。
1.サンドペーパーで研磨
・〜1500番まで
・クラックが発生している場合や黄ばみが酷いは400番から、それ以外は800〜1000番からでOK
2.ウレタンクリアで塗装
・捨て吹き、捨て吹き+α×2、本塗り×3、5〜10分間隔で
・安価なラッカースプレーは使わない(レンズが溶ける)
・シリコンオフで脱脂する際は溶ける可能性があるのでペーパーに軽く吹く程度にする
3年くらいは余裕で持つらしいので手間を考えると塗るのもありだと思います。
次回はから割とインナーブラック塗装ですね…