86の板金・ドリル・サンダー・塗装完了・復活!に関するカスタム事例
2020年03月08日 22時30分
事故から復活まで。
当たりは強くなかったのですがドアからリアバンパーにかけて広範囲で接触していました。
板金屋さんに相談しに行ったら
社長『自分でやるか?』
私『え?…教えてもらえるなら出来るところはやりますけど…。』
という訳で仕事終わってからなので作業は3時間ちょいですが毎日通うことになりました。
取り外せるのを取り外していきます。
交換箇所はリアクオーターなのですが、リアガラスが有ると交換できませんのでリアシートからトランクに至るまで全て外すことになります
ドアも交換するのですが付いているものはすべて取り外して移植になります。
ドアやクオーターは割と早くに届きます。
後で出てきますがドアの取り扱いには注意しましょう…。
クオーターガラスやリアガラスが取り外されていよいよここからが大変な作業になります。
切る部分を決めてスポット溶接箇所をチェック。ついでにスポット増し…と思いましたが、86は普通の車に比べてスポットの箇所が多いです。スポット増しの必要は無いほどに…。このあたりはスポーツ走行を考えているのだと感じました。
スポット溶接の部分をドリルで外していきます。握ったら万力のようにドリルを押し当てる便利な工具。
てゆーか、自分の車をドリルでガシガシ削っていく作業は精神的にきますね…。
マジかーって泣きそうでした。
エアソーでぶったぎります。
また泣きそうです。
しかし、後半はちょっと慣れました(笑)
ドリルでスポット溶接の部分を外してるのがよく解ります。貫通させるのではなく、表側の一枚を削り取る感じです。
ちゅいーん。
俺様の斬鉄剣ですぐにオープンカーにしちゃるで~!
この辺まで来るともう慣れました。
タガネで分離開始
なかなか自分の普段の車いじりではお目にかからない工具類💦
ぺろーん。
ちょっと衝撃的な姿です💦
あー押されて変形してますね😢
ドアは内側が軽く塗装されて取り付け。
リアクオーターは必要ない部分を切り取り大きさを合わせます。
パンダ86。
接合部には補強を入れてもらいました。
溶接してパテで大まかに合わせて塗装の方に回します。
しっかり合ってますね
溶接。
ほら、スポットの箇所多いでしょ?しっかり作ってあるな~って思いますよ。
塗装に回します。
ついでに買ったときからあったフェンダーの凹みも直すことにしました。
86のフロントバンパーの取り外しはめんどくさいです。特にウィンカーの部分‼️
ヘッドライトを自分で交換したかたは解るでしょうけど…あの箇所にクリップとか腹立つー😒💢💢
ドアをX形の作業台に置いてただけなのに自重で僅かに凹みが💦という訳でドアの部分も補修するはめに(*T^T)
割と重いとは思ってましたが自重で凹むとは💦どんだけペラペラなんでしょう。
不注意でしたが鉄板の薄さにも驚きました。
上の写真は目の荒いパテでしたが茶色のは目が細かいパテです。僅かな気泡?巣穴もこれできれいに埋まります。
サフを吹いたのでいよいよ塗装です
塗装ブースでの塗装。ドアだけの塗装と思うかもしれませんが、ドアだけ色ちがいとかにならないようにかなり広範囲に色を吹くことになります。
このマスキングもけっこう大変な作業ですね。
塗装が終わって取り外していた内装の取り付け。クオーターガラスも付きました。
えーと…。ここどんな風に付いてたっけ…。あれ?これつける前にこっち先に付けなきゃだったか?
なんてなりながら戻していきます。基本的には取り外した順の逆なのですが…。
忘れてる(´_`。)゙
綺麗になりましたね。一時はきちんと直るのか心配でしたが。この辺りの仕上げは流石プロ。全く外観からは事故の形跡は見当たりません。
完成~
今回は自分でできるところをやらせていただきましたが大変勉強になりました。
うまく作ってあるなーと思う部分も多かったですが、メンテナンスや分解する事考えてないメンドクサイ作りになってるなーって思う部分も多かったです。
ドアカーボンにしなかったの?
してません。
リアゲートカー…。
してません。
ボンネ…。
事故と関係ないやん(笑)
そこまで考える余裕無かったです💦
塗装に邪魔だったのでフェンダーのエンブレム取ったのですが。無い方がすっきりしてていいねって言われたのでなしでいっか。
約1ヶ月ぶりにドライブに。
ハチロス期間長かったけど直ったよ~
あまり目立たない車ですが
どこかでお会いすることがあればよろしくお願いいたします。