Aクラス ハッチバックの感謝に関するカスタム事例
2023年08月02日 03時39分
2018年の4月21日
初めての愛車がやって来ました
綺麗なブルーのMercedes-Benz A-Class。
免許の無かった当時、父親の運転で
何度も後部座席に乗っていたこの車が、
まさか自分の愛車になるとは
思っていませんでした。
当時法人車両として活躍していたAは
無論全てがフルノーマル。
学生時代の自分は祖父のクラウンセダン155
に憧れていた事もあり目指すは6気筒のセダン一筋。
そんな事もあり
この車に対しては
あまり興味は有りませんでした。
購入に至る以前の事。
このAが代替えに伴い引退すると言う話を耳に。
法人車ゆえ、宣伝車両も兼ねていたこの車は
走行距離こそ若かったものの
外装はほぼフルラップされていて、ドア下のサビの状態も宜しく無かったのです。
外装の戻しや程度、当時の市場価値を見るに
引退後はほぼ業者オークションに流れて
資源として回収、いわばスクラップになるのが
ほぼ間違い無いと考えられていました。
そんな中で自分に乗らないかと声を掛けてくださったのが
所有する法人の代表でした。
ここには書ききれないので
割愛しますが、
色々な経緯を経て無事自分の元へやって来ました。
納車された当日は本当に嬉しくて
受け渡し場所から自宅迄の数キロは
今でも鮮明に覚えています
この車には色々なことを教えてもらいました
車を維持するという事の大変さ
車いじりの楽しさ
自分で運転する楽しさ
洗車をする楽しさ
長距離ドライブをする楽しさ
コイツが居なければ
恐らくCartuneを始める事も無かったし、
オフ会に参加して皆さんと仲良くしてもらう事も
なかったでしょう。
そんな楽しみや交友関係の幅を広げて
人生の豊かさに繋がって来ました。
今のお連れさんと知り合えたのもこの車があってこそ。
そんなコイツとは
出会ってから実に8万3千キロを共に走り抜けました
自分の荒い運転にも耐え続けてくれて、
大きな故障の前には
必ずかすかな感覚を自分に与えてくれて
事故につながる前に対処する事が出来てきました。
洗車したら軽く走るような気がしたり
する事ってありませんか?
そんな事があるように車って感情があると思うタチなんです自分は
かと言って喋るわけじゃありませんから、
話しかけても帰っては来ませんが
それでも一度は聞いてみたいですよ
「俺の元に嫁いで幸せだったか」
「痛い所は無いか」
「改善して欲しい事はないか」
なんて事をね
今迄言ってきた通り、コイツは自分が死ぬ迄
絶対に手放しません。
誰がなんと言おうとね
いつか自分が寿命を迎え空に行く時には、この車で
最後の場所に連れて行って欲しいのです。
維持出来る間は乗り続けますが
いつまで現役で第一線を走ってもらうかは
正直考えてません
車の為にもどこかで区切りをつけてナンバーを切るかもしれません
メインを交代してセカンドになるか、
はたまた完璧に抹消して
足の車を買うか
そんな事も考え始めています
馬鹿ばっかり言ってねぇで現実見れよって話ですが
すまないけど車に関しては我を貫かせて貰います。
最後まで付き合ってくれよA-Class
最後まで楽しい人生を送ろう