車狂♪︎さんが投稿した草ヒロ愛好会に関するカスタム事例
2022年01月31日 23時33分
このアカウントでは私が撮影した草ヒロ、所謂廃車体を1日1台紹介しています。 あくまで趣味なので各メーカーさんや車種に特定の意図や不満を持ったものではなく、個人的な主観で書いているため気分を害してしまうこともあるかもしれません。 自動車が本来の用途で使われていないこと、廃棄されていることに対して不愉快に思われる方はご覧にならないことをお勧めします。 また悪戯や盗難防止のため、草ヒロ個体の詳細や所在地等に対するお問い合わせには、如何なる方法でもお答えできませんのでご了承ください。
梅雨前の長野へ〜早朝から日没までの大探索〜(30)
本日の草ヒロ(廃車体)シリーズ
今回は“トヨタ スターレット バン 1200デラックス J-KP62VPXKDS”です😄
このシリーズの第26回目にてご紹介した初代ハイエースがある山の隣の山にあった草ヒロ。
Google航空写真で発見したため車種は分からずの訪問で、遠くから見た時は「おっカロバンか〜、あんな色あったんだなぁ。シッブwww」と思いつつ近づくと……「ん?カロバンじゃない………?まさか!?」
はい、タイトルにもある通りカローラバンではなく、なんと初代スターレットのバンでした!
これには流石の私も大興奮でした。
初代スターレットと言えば軽量でコンパクトかつFR駆動を採用したKP61が走り屋等に愛されて超有名ですが、実はそんなスターレットにもバンがあったのです。
この初代スターレットバンは当時多様化していた商用車需要に対応するため1978年に4ドアモデルのみで登場し、積載性など小型トラック本来の機能の充実性はもとより、安全性の向上や乗用車ベースならではでの居住性、静粛性を確保している他、昭和54年度の排ガス規制にも適合している車です。
が、当時の商用車市場には同社であるトヨタからはカローラバン、カリーナバン、コロナバンをはじめ、ライバルにはサニーバンやブルーバードバン、ファミリアバン、レオーネバン等が出ている商用車全盛期だったのでこの立ち位置で販売が伸びる訳もなく、スターレットは乗用モデルが注目されるばかりでバンモデルは全く売れずにひっそりと姿を消して行ったのです・・・。
個人的には大人気な(だった)乗用モデルやスポーツカー、の旧車はもちろん好きなのですが、そんな車たちの裏にある隠しグレードとも言えるようなモデルはもっと大好きなのでいつかは見てみたい!と思っていたのでかなり嬉しかった記憶があります。
かなり状態も良いですし、欠品も少なめです。
ただひとつ残念なポイントを挙げるとすれば、フロントが草に覆われていてお顔を拝めないことでしょう。
グレードエンブレムである“DX”のエンブレムと“TOYOTA STARLET”のロゴです。
先程も記述した通り、フロントは草に覆われている上に真横は畑で入れなかったので写真はこの4枚のみになります。
なにはともあれ、いつか拝みたいと思っていた車種のひとつを記録に残せて嬉しい限りです。
おまけ
スターレットの近くには廃バスもありました。
こちらは通り沿いにあるのでもしかするとご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
バスには詳しくないため残念ながら車種は分かりませんが、いすゞのBU系かなぁ……と踏んでおります。笑