ソアラのECUブロー・ECUオーバーホール・ECU復活!・ECUは突然逝きます…に関するカスタム事例
2022年08月06日 01時28分
30ソアラ中期所有です 自己流で自分好みの車弄りをしてます 如何に弄った感を出さず純正風に近付けられるか…!を拘りに地味な弄り方をしています… なので派手さはありません。。 車弄りは自己満足の世界。。。 最近は修理や愛車撮影がメインになってます 共感できる人からのコメント、フォロー宜しくお願いします
先日いつもの夜ドライブに出掛けようとエンジンをかけ、シフトノブをドライブに入れた途端突然エンジンストール…え??直ぐ様何度エンジンを掛けなおすもエンジンはかからず。。。エンジントラブル発生です…
燃料系か点火系か制御系かを切り分ける必要があったので、まずはリレーを眺めてみるとエンジンと書かれていたリレーがあったので試しにスイッチ端子側をショートさせてみたら数秒エンジンはかかり再びストール。
これがヒントになりました、エンジンはかかるので燃料ポンプ、点火コイルなどではないなと。
となると制御系。。。もしやエンジンコンピュータか??
助手席足元のカーペットをめくりエンジンコンピュータを外してみると、なんだか焦げ臭い、、、蓋を取って基盤を覗くと…起きてしまってました。。。コンデンサーの液漏れによるコンピュータブローです…
この症状は昔聞いていたことがあったのでまさか自分の個体にもついに来たかと、、、ECU復活をチャレンジしてみました。
ソアラのECUは二段構造になっていて下段の一部が急激に温度上昇し、基盤及び実装部品を焼き焦がし上段基盤の一部にすすが付くほど焼損してました。
ECUの基盤枠の一部にはすすが付き、蓋の裏にある基盤ガードの樹脂も熱で焼け焦げてました。
まずは焼損した実装部品を取外し、その周辺の実装部品も外して基盤だけの状態にする。
次にコンデンサーからの液漏れした場所をシンナーでキレイに拭き取り電解液を除去。
液漏れを起こしていたコンデンサーと、その電解液が原因で基盤上にある抵抗がショートし過電流がダイオードに流れて粉々に壊れたダイオード。
更にはプリント基盤が焼損して、プリント回路が剥がれた一部分
こんな事が起きたのでECUに使われてる全てのコンデンサーを新品に交換した
新しいコンデンサーとダイオードを基盤に実装
表面のプリント回路が焼損して回路が無くなってしまったので裏側で実装部品間をジャンパー線で結線
車体に仮固定して動作確認
キーをひねりエンジンを始動
無事にかかりました
初めはアイドリングが低いですが、数分学習後通常のアイドリングで安定
家の近所を試乗し問題ないことも確認できました。
しかし…今回でエンジンコンピュータが壊れたのは実は二回目。
一度目はAT制御系がブロー。症状は2速固定でシフトチェンジ不可。ソアラのAT車はエンジンコンピュータの中にATコンピュータも一体になっているみたいで、これはさすがにコンデンサーが原因ではありませんでした。結局原因がわからずでスペアコンピュータを使用してたら、今回はエンジン制御系がブロー
とりあえず直せたので良しとします。
古い車なのでありがちかもしれませんが、これ、出先で起きたらと思うとちょっと恐いです…
30ソアラオーナーの人は一度ECUをチェックしてみるのをおすすめします。