デミオの8-BALL〜オタ鬼會〜フィギュアスケーターさんが投稿したカスタム事例
2021年10月25日 23時01分
サスペンションセッティングを行う際、まず決めるモノは「スプリング」です。
どの位のスプリングレートが必要かは、車重やサスペンション形式、レバー比、タイヤサイズなどから経験に基づき概算で目処を付けます。
既にデータがあるクルマは、わざわざ冒険せずそれに従うのが良いでしょう。
そして走らせてみて、固すぎるのか?柔らかいのか?丁度良いのか?を見極めます。
この時は主にピッチング方向とロール方向に気を配りながら判断します。
このテストを繰り返し、適正なレートを割り出し、次に行うのがストロークの判断。
足りているのか?いないのか??
この時重要なのは、「対角で判断する事」・・・そして4輪が常に接地している事。\_(・ω・`)ココ大事
例えば右コーナーをアクセルを入れながら旋回及び立ち上がる際、最も沈み込むのは左リア・・・その対角である右フロントの接地状況はどうか?で判断する。
また、左コーナーにブレーキングしながら侵入する時、最も沈み込むのは右フロント・・・その際の左リアは浮いていないか?を見極める。
どちらの場合も浮いていれば4輪を有効に使えていない事になる。
スプリングレートを更に上げてロール量自体を抑制すればリフトもある程度抑えられるが、適正と割り出したロール量&ピッチング量が減ってしまう。
それならば、レートはそのままでリバンプストロークを多く取り、常にタイヤが接地するようにすれば良い。
(しかし、リバンプストロークを増やすとその分ロール量やピッチング量も増えるので、それも含めたレートの微調整が必要になります。)
この対角の見方が出来ない方が多いんですよね・・・。
スプリング選びはレートだけでは決められないんですよね・・・この「ストロークコントロール」が重要なんです。
この2つのバネ、バネレートが同じです。
何度でも言います。
バネレートだけで選んではいけません。
個人的にイチオシのアイバッハ
それもドイツアイバッハに限ります。
ネックは納期と値段🤣
今は妥協してベステックス(*´艸`)