ユーノスコスモのタイプS・2ローター・3ローターに関するカスタム事例
2024年09月07日 20時36分
( ・∇・)前回はタイプEについて解説しましたが、今回はタイプSのお話。
まずタイプSとタイプEは何の略?
これは「Sporty(スポーティ)」と「Elegant(エレガント)」。つまりタイプEは高級志向。タイプSはスポーツ志向に振り分けられたグレードになるわけです。
タイプEに対しては簡易的だが足回りの強化やタイヤサイズ、電動シート調整も異なっていたりと走りを重視した仕様なのが見て取れますね(*‘ω‘ *)
( ・∇・)本革のタイプEとは異なり、こちらはジャガード織の布シートを採用。どちらかと言えばスペシャリティなコスモにはジャガードが似合ってるかもしれないですね。
ちなみに開発者曰く、このジャガード織は従来の布シートの2倍の費用が掛かっている高級布シートであり、シュミットフェルドバッハ製の極上本革とは40万円程度の差であったとか…(ㆁωㆁ*)
(※布シートは何でも安物と思ってはいけない)
しかしそれもあってか、このジャガード織も後のマイナーチェンジでハーフレザーシート変更される事となります。
基本装備はオーディオ、エアコンスイッチ類はタイプEと同じですが、ステアリングはスポーティな形状に変更されている。勿論操作スイッチや電動チルト機能は無いシンプルな仕様となっています。パワーシートも健在ですが、こちらは運転席のみ調整が可能。「背もたれ」「上下」の調整はタイプEと同じだが「へり」の調整が追加されていて、よりバケット風に近い仕様にする事が出来ます。峠等のワインディングを楽しむ時に、このホールド性向上は大変助かりますねぇ( ̄ー ̄)
( ・∇・)このレンコンみたいな形状したホイールは、タイプSの象徴みたいな物ですが。デザインに関しては結構好みが分かれそうですね。
だが今じゃ見られないレアなスタイルなので、手に入れば保管しておくと良いかもです。(ㆁωㆁ*) この16インチ鋳造ホイールにR32GT-Rと同じ225/50R16のポテンザRE71が標準装備。
タイプSはダンパー、スプリング共にハードな設定がなされているがブレーキサイズに変更点は無い。20BグレードにはABS、ハイドロリックブースターが標準装備されているものの、サーキットを走るのであれば少し物足りないような気もしますが、軽いワインディングであれば十分という所でしょうかね。
…まあ最もサーキットを走る車ではないが、個人的にはブレーキの容量アップは後のマイナーチェンジで行って欲しかったというのが個人的な感想です。( ˘ω˘)スヤァ