ルカサーさんが投稿したF1・プレシーズンテスト2回目・1日目・フロントウイングの違いに関するカスタム事例

おはようございます！
昨日からF1プレシーズンテスト2回目が始まりました(^^)。この4日間が開幕前最後の走行テストとなります。
昨日がその1日目。
レッドブルホンダは順調にテストをこなしています。2015年、ホンダ復活からこれほどまで信頼性を確保できた年は無くまさに「日本企業の品質」の宣伝になっているのではと思います(大袈裟（笑）)

メルセデス、このチームが不気味です。
昨日は油圧系トラブルで午前中をほぼ不意にしたりとバタバタ。まだ、速さを見せないです。

フェラーリ、こちらも昨日は三味線ざんまい！
ただ、この2台のフロントウイングを見てください。明らかに形状が違います。
ウイングの底面は似ています。中央が平で外に向かって湾曲してフロントタイヤの部分で上に上がってます。この、上にフロントウイング底面の外側が持ち上がってサイドプレートとの間に出来た空間を「のど(喉)」とか言ってます。

ウイング上面に向かって4枚のフィンがありますが、ここの形状が各車で違ってます。
フェラーリは一番高い位置がマシン中央部にあり、そこからサイドプレートに向かってなだらかに降下していってます。フィンの傾斜も外側ではほとんどありません。
メルセデスはマシン中央部からなだらかに持ち上げていき、外側が一番高くなってます。フィンの傾斜も外側で傾斜が一番ある状態です。

それでは気になるレッドブル勢は・・・

ムムムっ！！
レッドブルがメルセデス型に近い形状(そこまで極端ではない)で、トロロッソがフェラーリ形状！
ちゃっかり両方をテストしてます！（笑）

「フロントウイングを2種類作って付け替えりゃあいいのに！」
とも言えるのですが、昨今の複雑な形状のコクピット周辺やリアの形状も関係するので、ただの付け替えでは評価出来ないんですねぇ。シーズン中に変える可能性があるならこうして車全体で突き詰めておく必要があるのです。

メルセデスもプレシーズンテスト1回目の結果を受けて「フェラーリのフロントウイングを真似する事もあるよ。今年のレギュレーション変更点の最大のポイントだから。でも、真似ただけではダメだから変更するならかなり時間はかかる」
と言ってますからねぇ(^^)