カルボさんが投稿したカルボ的試乗レビュー・試乗レビュー・9段階評価・アクセラスポーツに関するカスタム事例
2025年01月18日 15時06分
カーシェアとかのレビュー載せてる自己満アカウント 購入検討している方の参考になればと思います ※素人記事なので苦手な方は見ない方が良いです。
レンタカー・カーシェアシリーズ第323弾
マツダ アクセラスポーツ(BL型)
昨日何台か乗ってきました。まずは2009年に登場した2代目アクセラスポーツです。個人的にアクセラは3代目に乗ってみたいのですが、中々見つからないので先に2代目です。
BLアクセラスポーツとは?
『スポーツコンパクト、マツダアクセラシリーズは、2代目として発売。初代モデル同様、5ドアハッチバック「アクセラスポーツ」、4ドア「アクセラ」セダン、チューニングスポーツ「マツダスピードアクセラ」をラインアップする。エクステリアは、マツダ車共通のモチーフである5角形フロントグリルの形状を一新、一回り大型化。直列4気筒の1.5Lと2L、マツダスピードアクセラには2.3Lターボの3ユニットを搭載。2L 2WD車に標準装備されるアイドリングストップ機構「i-stop」は、燃焼エネルギーを利用することによりエンジン再始動時間が一般的なアイドリングストップの半分となる約0.35秒を達成。また、エンジン停止・始動時の振動や騒音を抑えることにより、違和感のないスムーズな操作性を実現する。1.5L車では新採用の自動無段変速機(CVT)を組み合わせることにより、スポーティな走りとクラストップレベルの低燃費を実現する。ベーシックな「15C」/「20C」、カーテン&フロントサイドエアバッグや15インチアルミホイール装着の充実装備「20E」、16インチホイール装着のスポーツ「20S」。インテリアは、アクセラスポーツ、アクセラセダンでは、ブラックを基調とした2種類の布シートを設定。マツダスピードアクセラは、サイド材に本革を使用した専用のハーフレザーシートを採用する。』
(goo-netより引用)
今回の車両は平成22年8月登録の15Cです。一番下のグレードですね。新車価格は166万円です。
外観
外観は、フロントは当時マツダのデザインの特徴であった5ポイントグリルを採用しています。NCロードスターでも感じましたが、笑っているような見た目ですね。ヘッドライトは当時多かったボンネット奥側まで流れるデザインです。サイドは、ドア上部と下側にキャラクターラインが入っていますね。テールゲートのスポイラーもありますので、スポーティーな見た目です。リアは、見た目は初代アクセラスポーツとはそこまで変わっていない印象ですが、テールランプの造形は細かいですね。テールゲートは、ボタン押して開きます。スマートキーのボタンでは無いのでご注意を。私は最初間違えて下の窪みに手を入れて開けようとしてました。まとめると、初代アクセラのキープコンセプトかなという印象がありますね。私個人的には3代目が好みなので、2代目はそこまで好みではないです。
内装
ドア側は、上側がハードプラ、その下がファブリックです。肘置きが柔らかいプラ素材になります。で、私が嫌いなドアグリップしか無いパターンです。これは良くないですね(因みに私が新しく買った次の車がこれですがもう我慢して使います)。ドアハンドルはシルバー塗装ですね。インパネは、ダッシュボードを見ると運転席側が柔らかいプラ素材ですが、助手席側はハードプラになります。一応、シフト周辺や助手席の一部にシルバーパネルが使われていますが、内装の上質さは15Cだと無いですね。20Sだとハンドルとかに一部シルバーの装飾は加わりますけど、物足りないです。マツダスピードだと助手席側がカーボン調の素材に変わります。室内照明はLEDです。変わってますね。本来は豆球かと。シートは比較的固く、1時間くらい乗りましたが疲れない良いシートでした。流石マツダです。手触りは普通のファブリックです。シフトはゲート式です。マニュアルモード付きになります。エアコンの温度調節、風量調節はダイヤル式です。節度感は普通ですね。ペダルレイアウトは良いですね。足をパンと出すとしっかりブレーキを踏めます。撮り忘れましたが、車内からボンネットは見えず、車両感覚の把握は苦労します。また、ワイパーも結構見えるので残念ですね。助手席は、23cm〜平手が入らない程です。手前側は張り出しがあるため、奥に足を置く必要があります。後席は、ドア側は質感が落ちて肘置きがハードプラに変わります。ボディ剛性は当時の基準で見るなら高い方ですね。良いと思います。シートは前席より固くなりますが、嫌な固さでは無いので、長時間も耐えれそうです。身長177cmの私で、頭上空間が拳2個、足元空間が9cmと狭めです。後席に人をよく乗せるなら要検討です。
ペダルレイアウトは問題ないです。給油口はレバー式です。
シフト周辺。質感はそこまで良くはないですね。もう少しソフトパッド使うとかしてほしかったです。
アームレスト内の収納もしっかり確保されています。
グローブボックスは広いですね。ここは良いポイントです。
荷室
色々乗っていたので今回は測定無しです。トノカバー外そうとしましたが、片方ピンが外れてて固定できないですし、奥のフック外そうとしても固くて断念しました(トッポの時のトラウマありますからね)。後席倒すと思っていたよりもフラットになりました。
ヘッドライトを点灯させました。HIDみたいです。ハイビームはハロゲンです。テールランプは豆球です。2009年ならLEDにしてほしかったですね。ここは残念です。
タイヤ
15インチの社外アルミホイールです。DDS製です。純正は15インチのホイールキャップ付きです。20Sで16インチアルミホイール、マツダスピード版で18インチアルミホイールになります。タイヤはグッドイヤーのアイスナビ6です。
搭載エンジン
ZY-VE型の111馬力でCVTになります。アクセルは普通ですが、ブレーキはダメですね。デミオと対して変わらないですし、3割くらい遊びです。この車格でこのブレーキはダメだと思います。ブレーキタッチも若干軽い印象がありました。加速は1.5リッターですけどそこまで不足感は無いです。ただ、1.5リッターはグレードが少ないので、この型のアクセラなら2.0リッター選んだ方が良いかもです。2011年の一部改良でスカイアクティブ化されるので、そちらも気になりますね。加速の反応も踏んだらすぐに反応するので良いですね。静粛性は普通で悪くないと思います。当時の基準で見たら高い方なのかなと。ただ、ロードノイズは少し目立つ印象がありました。タイヤ変えれば改善するかもです。dBは67前後です。停車時はハンドルにかすかに振動はありますが、大きな振動は来ないので快適ですね。dBは55前後です。ハンドルは素晴らしいですね。比較的クイックで、ステアリングの遊びがほぼ無くて反応が非常に良いです。少し遊びがあるデミオやロードスターとはまた違う印象です。これは加点です。重さも適度で重たくないので扱いやすいです。サスペンションはやや硬めですが、振動収束が早く快適です。大きな段差乗り越えた後も早めで快適な硬さです。リアからの突き上げも感じにくいです。直進安定性も良かったです。高速道路は、やや硬めの足がしっかり働くので乗り心地良好です。大体の速度で2000回転程、68dB前後です。マニュアルモードも使用しましたが、坂道下る際もしっかり速度を抑えてくれるので優秀です。
まとめ
良いところ
・ダイヤル式エアコン 節度感普通
・ペダルレイアウト⭕️
・ハンドリングが素晴らしい。+0.5点
・乗り心地⭕️。快適な硬さ。+0.5点
悪いところ
・内装の質感は良くない。上のグレードでもあまり変わらず。−0.5点
・ドアグリップしか無くドアが閉めにくい。−0.5点
・車内からワイパーガッツリ見える。−0.5点
・ブレーキが悪い。−0.5点
評価:4.0点 出来の良い車。購入しても損しないかと。
基本的な車の出来は良いと思います。しっかり造られている印象がありました。ただ、欠点が少し目立つため私からは4.0点とします。