セラフィム2501さんが投稿したカスタム事例
2019年12月14日 19時08分
はじめまして。 ずっと三菱車に乗ってきましたのでスバル車は初めてです。 新人スバリストをよろしくお願いします〜。
生キャラメル、生放送、生ビール、生チョコ、生クリーム、生演奏、生脚、生セッ○スなど、人は「生」である事が素晴らしかったりちょっと高級であると思っている節があります。
それは幻想です、多分。
映画やテレビやアニメやPVや小説が好きな僕は「ライブ感」や「生っぽさ」にあまり興味がありません。
バーチャルリアリティも同様にそんなに興味がありません。
ある意味においてはテレビ画面やスクリーンや紙媒体の二次元に愛着があるのかもしれません。
昔アニメのキャラや漫画のキャラに「しか」興味がなく現実の異性に興味のない人達のことを「二次元コンプレックス」とか略して「二次コン」とか言ってましたが、もしかしたらそれに近いのかもしれません。
僕はアニメや漫画のキャラも、もちろん現実の女性も大好きですから「二次元フェチ」になるのでしょうか?
そんな訳で生のレースやコンサートを観に行く事にそんなに興味がなく、テレビで「編集された」レースやコンサートを観る方が好きなのです。
「編集」というものは映像をより観やすく、より美しく、ある種の意味あいや快楽原則を持たせる為に存在しているのです。
わざわざ大勢の人がいるコンサート会場に並んで、トイレも大渋滞して、アーティストの顔も見えない席で鑑賞するなんざ僕にとっては言語道断なのです。
しかし、先日嫁がSuperflyのコンサートのチケットを買ったのでしぶしぶ行ってみる事にしました。
マリンメッセ福岡って場所ですが、確か福岡モーターショーもココであった様な気がします。
何やら嫁はグッズコーナーに強行突入し、しこたまグッズを買いあさっています。
僕は20年以上前にB'zさんのコンサートに一回行っただけなので、勝手がよく解らず機材を搬送するトラックの写真や看板を撮っていました。
一万人以上来ているので会場はパンパンです。
そんな中クルマ椅子の方や小型のベッドに寝ていらっしゃる方が会場に入ってきました。
すると観客の皆さんはザッと瞬時にモーセの海割れの如き道を作りスムーズにその方達が入場出来るようにします。
Superflyのファンが素晴らしいのか福岡県民が素晴らしいのかよく解りませんが、おそらく両方でしょう。
黒っぽいステージに入ると中は少し暗く、お香か何か解りませんがいいニオイがして会場の上の方にモヤが掛かっています。
何の為にこんなにモヤを掛けているのか解りませんでしたが、コンサートが始まった時にレーザーっぽい照明が綺麗に見せるためなんだと思いました。
音と光が見事なハーモニーを演出し、生バンドの演奏は五感を刺激し、ボーカルの声は人間の何処に宿っているのか解らない魂を鷲掴みにし揺さぶります。
会場の皆さんは一曲目から「もう立つのかよ!」ってくらい総立ちでノリノリで手拍子したりグルーブしていますが、僕は出来ませんでした。
ノッて手拍子したり手を振ったりしてると集中出来ない感じがしたし、ただひたすらSuperflyのライブの波動を全身で浴びていたかったので、ただボーッと突っ立っています(ただのオジサン)
一万人が横に揺れてると比喩的な意味ではなく会場の床が物理的に揺れることにはビックリしました。
コンサートが終わる頃にはハンカチとかティッシュを持っていってなかったので服の袖が涙と鼻水でガビガビになってしまいましたけど………。
そういえばスーパーGTのレースを観に行った時もテレビでは感じられないタイヤやオイルが焦げるような匂いと空気を切り裂くようなエキゾーストノートにビビった記憶があります。
いやぁ、生って何でもいいモノですね!