ランサーエボリューションのフロントLSD交換に関するカスタム事例
2017年11月08日 10時38分
フロントLSD交換。
6年前に、とあるプロ選手より譲り受け、
純正のヘリカルLSDから、
ラリーアート1.5way機械式LSDへ交換しました。
デフ本体は問題無かったですが、
『LSD組付けセット』と呼ばれる別売りの、
専用インプットシャフトが無かったので、
注文しようとしたら…廃番で手に入らず、
純正のインプットシャフトを加工して、
その場は対応させました。
トランスファーを開けると、こんな感じで、
フロントデフも、この中にあります。
加工した純正インプットシャフトで納めたものの、
Cリングまで、しっかりと刺さりきらず、
そのせいで、オイル漏れが発生していました。
最初のうちは、滲む程度でしたが、
年々…漏れる量が多くなり、
このままでは、車検も通せず…
フロントパイプにも付着するので、
車両火災する懸念もありました。
それでも、6年間はオイル漏れ以外、
ノントラブルで走れていました。
写真は、ラリーアートLSDキット一式。
ラリーアートLSDの後継として、
ATSメタルType-Rに決定しました。
理由は、後日記述しますが、
リアLSDも、ATSメタルLSDなので、
前後で協調性を持たせるためです。
ATSの場合、センターVCU加工が必須で、
メーカーサイトで加工して頂く事になったが、
ラリーアートLSDは、センターVCUも専用品で、
それをスッカリ忘れてて…加工不可と連絡あり、
当然ながら…作業が止まりました。
写真は、ヤフオクでのエボⅤトランスファー。
急遽、ヤフオクで中古エボⅤトランスファーを
落札して、相手方から直接メーカーへ、
配送手配して頂き、メーカーサイトで組付け、
LSDのトルク調整を行いました。
メーカーの味付け、かなりトルクを掛けていて、
ラリーアートLSDと比べて結構ハードで、
アクセル開けながらコーナーを曲がると、
グイグイ勢い良く曲がって行きます。