ロードスターのレザークラフト・リトラ型コインケースに関するカスタム事例
2019年10月17日 20時22分
オリジナルのレンズ入りメーターリング製作を再開した、熊本のロードスター乗りです。23年乗ってますが、全然飽きがきませんね。カーチューンでいろいろ参考にさせてもらってます。
リトラ型コインケース試作、その2が出来上がりました。レーザー刻印機のスピードテストでロゴが歪んでるのは愛嬌。正式版はもっと綺麗に仕上がります。😁
先日、試作その1をアップしたところ、評判が良かったので、希望される方の分を制作することにしました。価格はメルカリかダイレクトメッセージを使って二千円位を予定しています。
※試作のその2はニートフットオイルを塗布した直後なので、色が濃くなっています。
型紙も作り直し、フラップの形状を見直し。サイズもリトラの1/3から1/2.5に変更。
ここからは製作過程の紹介。
まず、型紙を革に写します。
切り出します。
ヘリ落としでエッジをカットします。
レーザーで刻印します。
裏面が毛羽立たないように、専用の処理材で処理します。
接着部を別断ちで毛羽立たせて、接着剤の乗りをよくします。
接着剤を塗布します。
ローラーで圧着します。
コバをヤスリがけし慣らします。
断面をウッドスリッカーで磨きます。
左が磨く前、右が磨いた後。一般的な安い革財布などはこの処理がされてません。見た目が全然違ってきます。
金具を工具で取り付け、あとは菱目打ちで穴あけし、手縫いで縫い上げ、オイルを刷り込みます。こうして見るとリトラカバーの形をよく再現できてると思います。
サイズアップし、革の厚みや口の形状も見直したので実用性もアップしました。本革なので経年変化で飴色になり艶が出てきます。一生使えます😁
サイズの確認用にタバコと並べてみました。
一個作るのに2時間ほど掛けますので、大量生産は出来ません、興味を持って頂いた方に使っていただければ光栄です。😁