コペンのオッサンの独り言・繋ぎの案件・旧車専門再生屋・また次の案件です。・作業前検診は大事に関するカスタム事例
2025年04月13日 17時51分
クルマ関連の仕事をして、いつしか好きでやってた板金塗装の仕事により、お客さんのクルマばかりやってたせいで、自身のクルマはそっちのけ。職種変えてから出会ったコペンが数十年ぶりの楽しみになりました。沢山のいいね!フォローありがとうございます。
お疲れ様です。自身ここ数日は、慌ただしく過ごしてました。繋ぎの軽バンのクォーターパネル板金作業から、さらに繋ぎのウォーミングアップ的な作業を。。
長文すみません。いつものスルーでお願いします。
かいつまんで行きますね。
軽バンの後に。。
諸事情により自身ノータッチだった放置気味のセブンをサクッと指示通りに。(他所の方の中途半端作業に加勢)
サクッと。
サクサクっと。。
ドア左右は程度良いのが有るとの事でノータッチ。初めから自身受けた案件では無いですけど、次の案件までの繋ぎでしっかりと、サクッとスマートに作業して。。
自身イチから受けた案件です。
次はトレノ行きます。
27系はもう数十台携わってきてるので、
病んでる箇所は把握してます。
この年代の、トヨタ車の通称「ダルマセリカ」も保々似た感じの劣化が有ります。
フロントピラーとセンターピラー下部のサイドシル、サイドステップ廻りと言いましょうか。。まずココを見ろ!的な。
今回も的中です。開ける前の見積もりの段階でチラ見フロアーパネルの錆びと穴で確定済みです。
錆び穴からさ差す光を正しゴールを目指す長い道のり作業開始です。
とりあえずフロントシート、リヤシートを取り除きます。
いろんなやり方有りますが、環境に応じてのやり方です。
最初に全バラするやり方も正しいですが、僕はその場の環境条件で作業しますよ。
余計な作業はしません。確実にやる箇所の一点集中の、基本重要な骨格、アンダーから仕掛けます。
ベースの骨格であるフロアー、サイドシル
、各ピラー廻りから仕掛けます。
断熱材剥離作業からやりますか。
コツコツと行きます。
右側剥離作業終了。現状把握しつつ。
左側もしっかり剥離しつつ現状把握。
左側Aピラー下部剥離中に、ペロンと紐が。。
シーラーで錆び穴蓋をする。。以前に。。シーラーケチって紐で底上げって。。💧
保々自身携わる案件はあるあるです。。
前オーナーさんの諸事情だったり、早く売りたいから適当にって業者さんだったりだと思います。「早かろう安かろう」の業者さんも居ますよ。。
ちなみに自身は安く無いです。はい!高いです。
予算等で納得する作業さん、オーナーさん以外は、僕は適当な仕事でお金は貰えないです。つーか、最初から断ります正す為には時間と費用が着いて廻ります
(笑)普通に確認する段階では古い蜂の巣も出て来ました。ピラー内側確認無しに目測の作業はやめようよ。。💧
左側はまともだろうと思いきや。。紐とシーラー排除して。。
はい。。ココもしっかり正しますよ。
右側フロアーに戻り、あらためてフロントピラー下部を確認。。
ん。。💧
見にくいですが、切り継ぎでは無く、 適当な造り込み部材で真鍮接合箇所が。。💧
ベルトサンダーで点付け接合箇所の真鍮を排除。
あら。あらら。。💧
ここまで作り込んだ動力ある職人なら、もう少し良い仕事して欲しかった。。(泣)
右フロアーは土に帰ってます。。
ちなみに普通の板金塗装屋のショップと、旧車可能なショップ。再生屋は、基本的に違います。
こう言う外装系の腐食切り継ぎ板金なんて大したことないです。しっかり治せる。
ピラー下部の重要な箇所を適当に蓋する業者、納得してやらせるオーナーさん。
次にバトン貰ったオーナーさん危険過ぎます。
そのまま外装だけ綺麗にして乗ると想像すると怖いです。数年でドアが閉まらず、数年でボディー、クルマがエビのように折れます。
この案件はドンガラからのフルレストアでは有りません。
レストアは高額な費用と時間が掛かります。
でも、着手から診断してやるべき箇所はしっかり正す作業からです。
量産からの、メーカーの見落としの改良箇所を新たに取り入れ(水抜き穴や補強、防錆等)つつモデファイで正しましょう。
オーナー様の予算の都合だったり、再生屋の言い分での作業。セミレストアのやり方ですが、旧車は走行安全性メインの作業優先。
再生屋として、悪い箇所を正す作業をします。復元はしません。元々悪い造りなら、ディーラーさん見えなかった箇所を純正風に改良復元しますね。
携わるこの個体27は完成後、間違いなく自身より長生きします。
次の職人さんにバトンタッチ出来る仕事をする。しっかり正しますね。明日からまた再生の仕事やります。
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ありがとうございます。
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良ければまたお付き合い下さいませ。