レンジローバーヴォーグのステアリングアングルセンサー・久しぶりのエラー・レンジ沼・3rdレンジ・やっぱり部品は純正品がいいみたいに関するカスタム事例
2025年03月02日 20時21分
ステアリングアングルセンサー
の異常対応後編です。
異常でて、どうしようか悩みましたが、純正もOEMも高いし納期かかるしでとりあえず安価なアリさんのセンサーを手配しておきました。
物の見た目は純正と同じ感じです。
さっそく純正を外しにかかるとします。
まずコラムへアクセスのために運転席の足元のカバーを外します。
そのためには、センターコンソールのサイドカバーもあけます。
下のカバー外したらOBD周りもバラしておくと手が入れやすいです
次はコラムカバー外します。
ここはそんな難しいことないですが、トルクスネジがとても深いところにあるのでLレンチタイプでは届きません。
ソケットとエクステンションが必要です。
裏から見た真ん中の穴が深いです。
上下のコラムカバー固定しているネジが深いです。
残りの2つは比較的浅いのでLレンチタイプでも対応可能です。
使ったのはこのくらい長いエクステンションが半分くらい隠れてしまいます。
ソケットも小さいタイプでないど穴が細いので入らないです。
こーゆーことが起きるたびに工具増えます😅
矢印方向が前方です。
そこから見ると、赤いのがステアリングアングルセンサーです。
緑のボルト部でステアリングコラムのスプラインが車両側とつながってます。
青いボルト部が見えてる部分2箇所とハンドル側に2箇所でステアリングコラムは4箇所で固定されています。
これを足元のカバー外したところから緩めます。
ボルト緩めて、スプラインを抜くとこんな感じにスプライン固定ボルトの逃し溝がついてるので、組み戻す時は緑で印してたボルトが通るように戻せばステアリングと車両側のスプラインはずれません。
(ボルト通らないと何回も抜き差し必要ですが…)
黒いのがステアリングアングルセンサー
これは固定も何もされてません。
スプラインの軸に刺さってて周りどめのピンに引っかかってるだけです。
ので引っ張ると抜けます。
外したステアリングアングルセンサーです。
中味のブラシの摩耗と思うのでどうせなら分解しでアリさん品と比較して見ていきます。
カバーを開けると基盤が見えます。
左…アリさん
右…純正
んー。半導体とか部品点数がちがいますね。時代の進化?で少なくできるのか、、、どうなんでしょう。
基盤の裏側は
ブラシの接触部とプラシ側の回転部品です。
左…アリさんの基盤と白いブラシ部品
右…純正の基盤と黒いブラシ部品
充電の方は削れたカスやゴミが溜まってます。
ブラシの拡大です。
上2つが純正です。(ゴミだらけ)
明らかにブラシ減ってますね。
短いのはもともとは長かったんでしょう。
おそらくこれが原因で接触不良がでているのだと予想します。
アリさんのブラシは長いけど細いなぁ。
長持ちするんだろうか。
まあ、純正が20年持つならアリさんのでもしばらくはもつか⁉️とおもいますが、、、
純正基盤にアリさんのブラシでも接触部分は純正とかわらないので、ここは、純正基盤を使う方がいいかも⁉️
と考え組み換えて使おうとおもい。組み換えます。
基盤が純正が生きてるなら使った方が良さそうと急に頭におりてきました笑
てなわけで、ブラシ部の部品(白いの)だけ交換してブラシが当たること確認して組み立てて元に戻します。
リセットして、乗り出したら200メートルくらいで少しハンドル切ったらエラー発生
純正基盤にアリさんブラシは❌でした。
なので、諦めて、アリさんの新品に交換します。
アリさんのステアリングアングルセンサーを組み込んで、
キャリブレーションしてみると、変なエラーが。
Operation Failed
^_^基盤の認識できてないんでしょうね。
エラーリセットすても何しても警告灯も消えず。
GAPでモニターしてもステアリング角度のカウンターも動いてません。
てなわけで、アリさんステアリングアングルセンサーは使えない(前期だけの問題かはわかりません)
てなわけで、純正品をサイド分解して
基盤のブラシ接触部を
できるだけキレイに清掃!
そして、ブラシを精密ドライバーで
出かかる限り起こす!
この2つを実施して組み戻しました。
そして3回目のコラムのスプライン抜き差し!
重いし体勢悪いしですが3回目は手慣れたのか早かったです笑
やはり純正で同じ作業してこのYESのあとは問題なく
complete
でリセットてきました。
その後は20キロほど乗りましたがエラーなしです。
(ダメな時はリセットして1キロも立たずエラー)
しばらくこのままで様子見します。