かずさんが投稿したカスタム事例
2021年02月01日 02時31分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
ダイナモからの異音とクランクシールからのオイル漏れ修理でダイハツで見積もりを出してもらったところ高いのでクランクシール交換とダイナモ交換をして欲しいというので作業する事に。
ダイナモはリビルト品を使いオイル交換ついでにベルト交換もします。
まずダイナモ交換から始めましたがMH23Sも以前したことがありますがその時はそのままでは物理的にダイナモを取り出す事は不可能でロアアームを落としDシャフトをナックルから外してシャフトを落とせばダイナモが出てきたのですがパレットの場合どうやっても物理的に抜けずサイト等で確認しながら考えることに。
考えた結果ミッションマウント、右側エンジンマウントを外して知恵の輪でダイナモを抜きました😓
で外したダイナモとリビルトダイナモです。
外したダイナモのプーリーを回してみると微かにゴロつき感と異音がします。
黄色の配線ホルダーを付け替えておきます。
逆の手順で知恵の輪でダイナモを押し込み取り付けします。
エンジンマウントを外したのでそのままクランクシール交換に入ります。エンジンマウントを外さないでするとクランクプーリーのボルトが横からみるとボディーより下に出てこないので緩めるのに一苦労しシールも入れづらいです。
今回はエンジンマウント、ミッションマウントも外しているのでエンジンが傾きインパクトが使えシールも入れやすいです。
しかしクランクプーリーボルトが結構固くインパクトでも歯が立たないのでベルハウジングカバーを外してリングキヤーの穴にバールの先を突っ込みロックさせボックスに長いハンドルを付けて思いっきりやって緩みました😓
シールを外してみるとリップが固くなっていました。弾力が無くなり漏ってきたみたいです。外す時はシールの入る部分に傷が付かないように慎重に外します。
プーリーのシールが当たる部分を確認してみると傷は無かったです。
シールが固くなると場合によってはシールのリップが当たる部分が減りシールを換えてもオイルが漏ってきます。
リップ部分にオイル若しくはグリスを塗ってやり面一まで叩き込んでやります。
シールを入れたら逆の手順で戻していきます。
ベルトも新品に換えてやります。
すべて戻したら取り付け確認をし問題なければバッテリーを取り付けエンジンをかけてやりオイル漏れがないか確認し最後に走行テストしオイル漏れが無ければ完成です。
ダイナモもリビルト品に換えて唸り音も無くなり静かになり走りも軽くなりスムーズになりクランクシールも換えたのでオイル漏れも無くなりました。クランクシールはオイル交換のスパンが長いと距離が長いと後々出てくる可能性があり細まめに換えなくても定期的にオイル交換していればクランクシールからのオイル漏れはしないと思います。(自分の車は22万㌔走ってますがオイル漏れ無し)
今回はダイナモ交換、クランクシール交換、ベルト交換序でに左右ロアアームブーツ交換で作業時間は約4時間、ダイナモ交換作業中の考え時間が短ければ約3時間でした。