フィットのDIY・ブレーキパッド交換・交換後の注意事項・ブレーキパッドは交換しただけじゃダメよんに関するカスタム事例
2018年05月04日 15時31分
さて、ホームセンターでクランプ(1300円)を買って来たので作業再開です。
先程までの状況にし、クランプをこんな感じに取り付けます。
取り付けたら閉め込むわけですが、その前にやる事があります。
それはこの、ブレーキフルードの残量チェック。
GDフィットはボンネット開けたら、運転席の目の前ぐらいにあります。
横から見るとMAXゲージがありますので、ここで残量チェック。
ゲージより残量が低ければ、そのままブレーキフルードが溢れる事は少ないとは思いますが、このようにMAXゲージに近い場合は注意してください。
前もってタオル等で周りを囲ってから作業すればOKです。
※写真では、解りやすいようにタオル等は巻いてません。
準備が出来ましたら、いざ締め込みです。
最初はこのぐらいピストンが出っ張ってます。
これを面一になるまで、クランプをネジネジ回しながら押し込みます。
ここまで押し込みます。
さっきのは右側のキャリパーで、この写真は左側ですが、作業は全く同じです。
押し込んだら、キャリパーを下ろします。
橙丸のところが左右に動きますので、これで位置を合わせながらハメます。
キャリパー下ろしたら、作業の1番初めに外したボルトを締めてパッド交換は完了です。
交換完了の後は再度、ブレーキフルード残量のチェックです。
作業後のブレーキフルード残量です。
確実に適正量オーバーですので、こういう場合、適正量まで吸い取ってください。
赤矢印が作業後の残量。
青矢印が適正量。
多すぎです(;´Д`)
しかし逆に言えば、車検等で、フルードが足りてないから継ぎ足されてるって事です。
ここまで終わったら、最後にブレーキを数回踏み込んでください。
最初の踏み込みは、物凄く深く踏み込まなければいけないはずです。その後数回踏んでください。
これは絶対必要な作業です。
最初の踏み込みが物凄く深く踏み込むという事は、先程クランプで押し込んだピストンが、ブレーキパッドに当たっていない為に深く踏み込む事になるのです。
2回目以降が硬い(今までブレーキ踏んでた)感触になるのは、ピストンが確実にパッドに当たっているので、ブレーキがかかるわけです。
ですので、交換作業後の踏み込み作業をしていないと、最初のブレーキが効くまでの時間が、今までよりも長くなる為に、制動距離が伸び、ぶつかるという状況になりますので、絶対に交換後の踏み込み作業は行っておきましょう。