Aクラスの洗部(ALIVE)・Office.M・MBZフリークス・注意力散漫・レストモッドに関するカスタム事例

私はクルマを並べてじっとしている様なイベントが苦手です。小学生の頃から通知表に「注意力散漫」と書かれていました。
全国のおっさん＆淑女の皆様ごきげんよう。
今回Office.Mさんのイベントに参加しました。イベントが苦手で、ましてや単一ブランドなど通常は回避ですが、たまたま告知の頃とお店での作業が重なり、ものは試しとばかりに参加です。

ダミープレートは例の会社のやつ、本物ゲット。一応エチケットとして一部モザイクシールで処理をしています。しばらくはイベント時はこれを使います。

一緒に参加した芹澤さんと。このシマはAクラス。スペースが広く取られているのでテーブルや椅子を設置してまったり過ごしました。空いている時間は結局洗車していました。やはりじっとしていられない。

なんだか凄い事になってる190。かっこいい。この日は不動だったそうで積車で搬入。

この日私が1番グッと来たクルマ。私の好きな物が全部入っている感じです。この世にはなかった仕様だそうです。派手なエアロが何もないのに圧があります。

エンジンはAMGの3.6です。綺麗に収まっています。

カッコよくてずっと見ていられるわ。アワードも取られていました。

こちらはOffice.Mのデモカー。E500リミテッドです。社長の中川氏にお話を伺いましたが、こういう古いクルマを現代の入手しやすいパーツに置き換える事で、不安なくランニングコストも抑えながら乗れる、そういったレストモッドを提案の為制作しているそうです。古いクルマは欲しいと思っても維持がしんどい。300万のクルマに300万はかけたくないでしょ、それが30万だったらなんとかなるかなというのが着想だそうです。ない物は3Dプリンターを駆使すると必要なパーツが作れていいとか。

燃料はまだちょっと多めなので、インジェクターを小さくしたりとか順にやっていくそうです。エンジンルームがキチャナイので洗いたかったのですが、制作過程を順番に記録したいので暫くは洗わないそうです。

さて、このベースとなった500Eというクルマですが、よく言われるのが「ポルシェが作った」という事。意外と経緯は語られず、「ポルシェ」という響きが一人歩きし、尾ひれが付いている。80年代後半、ポルシェは過剰な工場設備への投資のせいで経営難に陥っていたそうだ。ベンツは堅調でしたがスポーツイメージがなかったそうです。1950年代にル・マンでベンツが事故で大惨事が起こして以来、モータースポーツ不参加の方針でした。因みにレースがやりたいベンツの社員が作った会社がAMGです。話が逸れましたが、スポーツイメージが欲しいベンツがポルシェの余っている工場とノウハウを得るべく製作を依頼したそうです。ポルシェはお金が入りベンツはスポーツイメージが手に入ったという背景を持つクルマです。

さて、午後にビンゴ大会がありエンドレスのクッキーを頂きました。クッキーはブレーキパッドの形で可愛かったです。それから抽選会でハルトゲのホイールが私に当選するという事態が起きましたが、必ず履く事、すぐ転売しない事が条件だった為ご辞退を申し上げた。要らない訳じゃなかったのですが、履きたい候補の一つなら頂きですが、今初めて見たホイールはご遠慮申し上げた。OZとかだったら頂いていたと思いますが。

こういうイベントは初めて行きましたが結構面白かったです。できれば昼メシ食ったら解散くらいが良いなぁと思いました。イベントタイトルは「MBZフリークス」つまりメルセデスベンツマニア(変態)ですが、私はベンツマニアと言うよりクルママニアである事を再認識しました。新しく知り合った方々に部室で洗わせて欲しいとご案内し、作業できる日を楽しみにしています。