フェアレディZの旧車・レストア・自家塗装・L型・オールペンに関するカスタム事例
2022年06月17日 13時49分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
どうもです!またまた、ご無沙汰しちゃってます。
梅雨入りしましちゃいましたね。周期的に降ったり晴れたりの天気で、なかなか思ったとうりに作業が進まないですが合間合間で、少しずつ進めています。
エンジンルームの補修塗装と並行して鈑金作業の下準備です。
フェンダーミラーの台座部分の状態が良くないので新規製作することにしました。現場で1から作業すると時間が掛かっちゃうので、あらかじめ家でボンデ鋼板を曲げてきました。太腿に当てて少しずつ力を加えて微妙な曲面を表現します。手のひらが覚えているフロントフェンダーの感触をたよりに作りました。
カットしてからだと大きなアールで曲げられないのでA4サイズで作ってきました。
勘で曲げたわりには良い感じの曲面でしょ?😁
既存のミラー穴のデータを取ります。角度と位置をざっくり正確に書き込みました。
こんな図面もありますが、誤差や左右差も考慮して良い感じに取り付けます。
ボンデ鈑をカットしてフェンダーの形にピッタリ合うように鈑金ハンマーと当板を使って調整します。
テープで固定してアウトラインと穴あけ位置をトレースしました。
フェンダーの患部と溶接位置、ミラーを支える強度など考慮して、こんな感じにカットする予定。
で、エンジンルーム編の続き。
ブレーキマスターとクラッチマスターを外しました。ブレーキは昨年オーバーホールしたばかりですが邪魔なので外しちゃいました、クラッチのオペとマスターも10年ほど前にオーバーホールして数キロしか走ってませんがフルードが黒いので外したついでにオーバーホールします。
コアサポートから後ろは剥かずに補修塗装になります。小さなキズやサビ取りで地肌が出た所は小範囲で拾いサフェを入れます。
ブレーキフルードで塗装が痛んで錆が出てる所はしっかりとサビ取りします。
サビを取ったらマスキングの準備をします。塗りたくない部分の境界をマスキングテープでしっかり養生します。
細かい部分の養生に使うマスキングテープ、みんな同じに見えますが、やはり3M製の品質が圧倒的ですね。薄くて張り付きが良いのに破れたり糊のこりしない。他社製より少しだけ高いけど、仕上がりの差として出てくるところなのでケチったらダメな所ですね。
とりあえず、こんな感じでサビ取り完了!
邪魔なのでセルモーターも外しました。30年ぶりくらいに外したFJリダクション。時効だけど大昔、港北の造成地に不法投棄されてたRSからゴニョゴニョした思い出の品です笑。
新聞紙でマスキングしてサビてた所にエスコを吹きました。
エスコを研いだら再び拾いサフェを入れて#800で研ぎます。
フードロックのブラケットの裏側の処理を忘れてました。以前の塗装がパリパリになって剥がれかけていたのと、ロックのグリスが飛び散って真っ黒になってたのでカッターとスクレーパーで剥がして、空研ぎペーパーやスコッチブライトなどを駆使して足づけします。
ここも忘れてたというか、ボディシーラーのクラックは無視して塗っちゃう予定だったのですが気が変わってシーラー入れました。シーラー乾いたらサフェ入れて、あとは#800で研ぐだけ。
研ぎが終われば塗るだけだけど。。梅雨で湿気があるので梅雨が明けるまで仕上げの塗りは待ちかなぁ。その間にフェンダーの鈑金を進めちゃおっかなと。もちろん湿気がなくてカラッと晴れて風が吹かない日に作業できれば塗っちゃうけどね。