フェアレディZの自家塗装・レストア・オールペン・L型・旧車に関するカスタム事例
2021年10月07日 01時42分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
それでは前回からの続きですね。リアゲートガラス装着編です!
まずは、リアゲートをビカビカに磨きます。ウールバフと3Mの目消しコンパウンドで柚子肌を落とした時に付いたペーパー目を徹底的に消します。パッと見は磨けているように見えても、よ〜く透かして見ると深めに付いたペーパー傷が残っていたりします。まあガラス周辺以外だったら後から磨き直しできるのでガラス枠周辺を念入りに。そして極細目のスポンジバフと3Mの仕上げ用コンパウンド ウルトラフィーナでバフ目を消します。ガラスを付けた後からでは細部の磨きがしづらくなるので、ほぼ仕上げの状態まで磨きます。
ここまで磨くとホワイトでも映り込みが良い感じになってきますね(^^)
磨きが終わったらストリップのゴムがスルッと溝に嵌りやすいように、ボディ側のストリップ溝周辺にはワックスをかけておきます。
ボディに嵌りこむ溝には水性シリコンワックスをウェスに染み込ませて塗り込みます。組み込み用の潤滑剤は、いろいろ考えましたが、タイヤ組み用のビードクリームは乾くと白く残るし水性タイヤワックスは滑りは良さそうだけどベタベタヌルヌルが残りそうだし塗装の変色などの影響があったら嫌だし。。で、同じ水性シリコンワックスだけどタイヤワックスよりもサラッとして濃度が薄い感じのアーマオールを塗りました。
そしてストリップの溝に引き抜き用の紐を仕込みます。
上下をループ状に交差させて、引き抜き始めと終わりの部分を作っておきます。
ボディ側の溝にあてがって位置を決めます。リアゲートを開いた状態で作業するので、上側の縁から嵌め込んでいきます。この時、ウェザーストリップ外周部のスカート状になっている部分をボディ側に巻き込みやすいので適宜外側にめくり上げて適正な状態にしながら作業します。巻き込んだ状態になると、せっかく嵌め込んだモールが外れてしまうのでモールの位置も修正しながらの作業になります。
そしてゆっくりと紐を引き抜きながら、リアゲートのミミの部分にウェザーストリップのベロを乗せていきます。コーナー部分は引き抜きづらいのでゴムを切らないよう注意しながら作業します。
この状態では下側はこんな感じ。少しづつ上側を溝に収めつつ下側を時々若干押し込みながらって感じですかね。外側のスカート部分はこの状態ではクルンと内巻きになっています。
反対側も少しづつ紐を引き抜いて嵌め込んでいきます。
真下に引くよりも、こんなふうに若干内側に引いた方がスムーズにベロがめくれて作業しやすいかと。こういうミミに切り欠きがある部分でストリップを傷付けたり切ってしまわないよう注意しながら作業します。
外周部のスカート部分にこんなふうに紐を仕込んでおけば、、、
巻き込んだスカートを簡単に引き出せます。モールの取り付けを確認しながらスカートを外側に引き出します。
やたーー!付いたーー!ガラス付いたよーー!!
ここだけ新車みたい(^^)
マジやばい!リアゲートだけ超新車!いや新車以上!でもリアゲートだけ笑
他が仕上がって完成する頃にはボロボロになってるかもだけど笑