フェアレディZのレストア・自家塗装・オールペン・旧車・L型に関するカスタム事例
2020年02月12日 23時01分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
ついに左のドア外しました!こうやって撮ると、なんだかバラバラ感たっぷり。でも少しずつだけど確実に捗ってる気がします(^^)
ドア外したらヒンジの裏側サビてた。。隙間から浸入した水分が乾きにくいんだろうね。ストリップのミミの部分もサビてる。しっかり退治しないとね。
ヒンジの裏側は真っ赤っか。鋳物で未塗装のままだったら、こうなっちゃうね。摺動部に砂が浸入しないようにしっかり養生してブラスト掛けるしかないね。ボディとの接合面の精度出すために未塗装なのかもだけど、ボディ側が塗ってあるからあんまり意味ないような。。ブラスト掛けて面出しして厚塗りにならないように塗装しちゃおう。
ベベルでざっと塗装を剥がして同時に浮きサビも除去。形も複雑だし、けっこうサビが深いところもあって難航しそうだなぁ。
そしてお約束の場所。酷くはないけどサビてた。まあ小穴が開く程度で済みそうだからラッキーかな。
継ぎ目のシーラーを除去してサビ落とし。形が複雑なところはフラップホイールやサンダーバンドを使って塗装とサビをやっつけます。
そして深いサビは、ひとつづつリューターで削り落とします。根気と集中力が必要な作業ですな。野良ブラスト掛けられればサビ的にはベストだろうけど、砂が入り込まないように養生したり、砂の飛散や回収のこと考えたらリューターで掘ってくのが良いかなと。
で、なんとかやっつけた!
写真撮って拡大すると微妙に残ってる感じだけど除去率98%くらいかな。鉄板の反射でサビを見つけて掘ってくんだけど、現場では反射の具合で、これ以上は厳しいかな。もっと時間掛ければ出来そうだけど、日が落ちるまでにエスコ吹かなきゃだし、まあこんなもんかな。
こっちも掃討作戦完了!少し小穴が空いたけど問題無し!リューターで格闘して、ここまで仕上げるのに2時間ちょっと掛かったよ。
で、日没が近いので大急ぎで周辺の塗装のキワをペーパー掛けして段差消し。エアブローしてマスキングしてシリコンオフで脱脂してエスコ吹き終わったら5時半。薄暗くなったので作業終了〜!なんとか日没までに塗り終わった(^^)
これは前日なのですが、先日塗ったエスコが乾いたようなので、軽くペーパーで研いでからパテ入れました。ガスフィラー周辺とサイドマーカーを埋めた跡、小さなエクボなど1発で上手に研げれば良いけどなぁ。
この辺も少し気になったので、ついでにパテ入れました。目立つ場所なので気になった所は悔いが残らないように、出来るかぎりの事はしておきたいなと。
こちらもサイドマーカーの跡とエクボの修正。
少しはヘラの使い方上達したか?上手く研げないのは盛り方が下手なんだろうなぁ笑
そして最近気になるS30のドアロック。閉まりが悪いのはストライカーの調整よりもロック自体の動きが悪いのかなぁと。
ロックの中でローターが回転してガチャッと閉まる。ポルシェみたいなタイプなのかな?でもポルシェみたいにガチッと閉まらなくて、バンガチャッって感じで閉まるS30のドア。
たぶん、このZが作られてから45年間そのままで使われて中のグリスも硬くなって動きが悪くなってんだろうね。外してOHしたいんだけど、ランチャンネルというかガラスの枠を外さないと外せないっぽい。ドアガラスの枠外すと確か色々調整したりとかで面倒くさいんだよね。ちょっと手こずった記憶があって尻込み気味だったりします。
でも、せっかくボディを直してもロックが調子悪くてボディ歪ませても嫌なので、どこかのタイミングでやらなきゃなぁと。
と、そんな感じで次回はリアフェンダーのツメでも折りましょうかね(^^)