595のトヨタ産業技術記念館・トヨタ会館・2000gt・トヨダA1型に関するカスタム事例
2019年10月10日 00時36分
本日は休みを頂きましたのでトヨタ産業技術記念館へ行って参りました。
自動車というよりは豊田佐吉さん時代の産業、機織機等に関する展示の多い博物館です。
あんまり詳しくないので一から見て回りたかったのですが、一日では全然時間が足りませんでした(笑)
無停止杼換(ひがえ)式豊田自動織機G型です。
幾多もの試験を繰返し実用化され、1924年に実用化された自動織機で豊田佐吉さんの傑作の一つです。
当時では世界一の性能を誇る自動織機だったそうで、一つの製造ラインで30機以上を導入することで生産性の向上を計ったそうです。
1932年製、明電工業という企業製のモーターです。
この頃に国産モーターの出力が蒸気機関を超えたそうです。これを使用することで、二台以上の織機を同時駆動するそうです。
動力機関の小型化はこの頃から始まっていたんですね~
中学ぐらいの歴史の教科書にも載っていた気がするバッタン高機です。今も載っているのでしょうか。
紐を引くだけで杼投げができる機構で、正式にはフライシャットル式というらしいです。
大正時代の京都博覧会を機に、東海地方を中心に多く使われるようになったらしいです。
昭和13年に豊田佐吉さんの子、豊田喜一郎さんの元に開発された航空機用のプロペラで、マホガニーと檜で作られているそうです。
シドレー・モングースの星形5気筒エンジンと組み合わせて使用したそうなので、世界情勢次第では三菱と共同開発で豊田製の飛行機なんかも存在していたのかもしれません。
トヨダ自動車A1型(AA型の試作車)のコンロッド、ロッカアーム、プッシュロッドです。
一見普通の直列6気筒OHVですが、クランクが今の球状黒鉛鋳鉄ではなく炭素鋼で出来ているためサイズがでかいです。
A1自動車のボディ製造の原寸大の再現ジオラマです。
この車は基本的にはアメ車のコピー車ですが、初の国産フルスチールボディ車となります。
この車が量産化されAA型が出る前にオートモ号やダット号などが販売されていましたが、全て木製の骨格に鉄板を貼り付けたものだったはずです。
トリプルキャブの3Mエンジンですね。
ヤマハ設計だったはずです。
2000GTに搭載されていたこのエンジンですが、J型の基盤になります。
2000GTが置いてあったのですが、なんかフロア下に違和感がありグリルを覗くとスッカスカ(笑)
ガイドさんに聞いたらEV化されている車両とのことです。
なのにスペック表は普通の2000GTのものでした(^^;
シャシダイの下側だそうです…
興味はありますが、ここまでくるともうよくわかりません(笑)