フェアレディZのレストア・自家塗装・L型に関するカスタム事例
2019年11月27日 23時47分
こんどー@S30Zです。よろしくおながいします。 20歳の頃に買ったZ。今年で35年目っす! 日産旧車以外の車には疎くて話題について行けないので基本的にフォロー&フォローバックはS30 L型 日産旧車のいずれかに乗っている方とさせてください( ´ ▽ ` )ノ
というわけでフューエルリッド周りですが、、、タンクも降ろしたし、そろそろ本格的に手を入れようかと。
ここは25年前の前回のレストアの後しばらくして、プックリと少し塗膜が膨らんできたりで自分でチョコチョコ加修したりしてたんだよね。まあ錆止めも塗ってあるし加修もしてあるから大したことないよなぁと思ってました。
茶色く見える防錆ワックスを大量に塗ってあったんで油断してました。ワックス拭き取って、継ぎ目のシーラーを剥がしてみたら。。。
錆びというよりも土。文字通り、土に還りかけてました。。
裏側も防錆ワックスを大量に吹き掛けてあったんだけど、シーラー剥がしてみたらかなり錆びてました。。
修理方針を色々と考えてたんだけど、溶接機も借りてあるし、表側は切らないでコイツを使った方が早くて綺麗かなぁと。
スポットカッター!
一見すると普通のドリルの刃に見えるけど、先端の形状が特殊で裏の鉄板に穴を空けずにスポット溶接部分を削り取るスポット溶接剥がし専用の工具なのです。
このようにスポット溶接の跡を、スポットカッターで揉んでやって隙間にタガネを入れてコンコン叩くと。。
バリッと剥がれてくる訳です。
スポットカッターで切った部分は、このような穴になります。この穴を利用して溶接すればバッチリ固定出来ます。
裏側も、結構いっちゃってるねぇ。。
ここも錆びてる所までスポット剥がしてから、鉄板をめくっておきます。
以前、自分で加修した所はこんな感じ。鉄板に穴が空いてるね。
家に持ち帰ってサンドブラストの準備をします。スクレーパーで防錆ワックスや古いシーラーを剥がしてからシンナーで綺麗に洗いました。
古い塗装もブラストで落とすと面倒なので、あらかじめパリパリと剥がしておきます。
うーん、結構錆びてるねぇ。。
裏側は、こんな感じ。錆びてない部分の下地の塗装は状態が良かったので、これは残すことにしました。
そしてブラストキャビネットへ。
とりあえずブラストで錆びは根治しました。が、、
けっこう錆びが深くて何ヶ所か穴が空きました。深い錆びを追いかけてたら鉄板も少し痩せちゃったかな。外板よりも厚い鉄板なので、このままエスコで封じ込めちゃいますが錆びの力恐るべしですな。放置してたらもっと酷くなってたかもねぇ。。
あとはシンナーで洗ってから塗装の準備をしていきます。次回は塗装編かな。