レンジローバーヴォーグの3rdレンジローバー・迷探偵シリーズ・レンジローバー・DIY・エアコン不調は続くに関するカスタム事例
2023年09月13日 22時26分
2006年より964カレラ2を保有。基本整備は自家整備です。過去にS124の4MATICとかS210の4MATICを10年以上、走行距離10万キロ以上の激安外車中古車を弄ってきました。 どうしょうもなくてディーラーにお世話になったのは2回だけです。 この度、訳あって2022/9/23より2006年式のレンジローバー ヴォーグを衝動買いして維持できるか心配しております。 気分はちょっとだけ100万円で泥沼に填まる中古車デスよろしくお願い申し上げます。 51歳のおっさんデス
迷探偵シリーズ(謎)
考察編
まずは、症状と今までの経緯、そして今後の展望をまとめます。
症状:7月位からエアコンのフェイスレベルの吹き出しが助手席側はガンガン冷えるのに運転席側は生温い風しか吹き出してこない。 ただし、エンジンを始動して4分くらいは、運転席側も冷風が出る。その後生温い風に変化して、時々冷風が出る時があるが、規則性は見出せていない。
交換したもの。
①ドュアルクーラントバルブ
これは、左右の吹き出し口の奥に付いているヒーターマトリックスに暑い冷却水を送るか止めるかを物理的にコントロールするバルブです。
症状は改善しませんでした。
②ACコントロールパネル
これは温度コントロールの心臓部も中にはマイクロチップが入っていて一種のコンピュータです。
これを交換しても変化なし
③左側ヒーターマトリックスのセンサーにダミー抵抗追加
これはワイヤリングチェックで当該センサーがショートしていたので、センサーとだいたい同じ抵抗の10kΩの抵抗を配線に割り込ませることでコントロールパネルにセンサーが生きているように見える様に偽造したもの。
これはわかってたんですが変化はありませんでした。
そこで考察。
サービスマニュアルを読むと、温度や内気循環か外気導入をコントロールしているバルブのモーターはステッパーモーターなんですが、各モーターにはマイクロプロセッサーが入っていて。ACコントロールパネルからのデジタルBUSのシグナルによって開閉をしているとの事デス〜 デジタルBUSは単純にバルブを開けろ、閉めろの電源をモーターに送っているわけではなく、このBUSと呼ばれる電線に直列に配置されたステッパーモーターはACコントロールパネルより同じ電線からどこどこのモーターはどんだけ開きなさいと言う、固有のアドレスと信号を発信して、当該アドレスのモーターだけが反応する仕組みデス。つまり、各ステッパーモーターに個別に配線があるわけではなくモーター同士を配線で結んでいることで重量軽減を図ってます。
今回の不具合は、ACコントロールパネルは正常なんだけど右側のフェイスレベルの温度をコントロールしているステッパーモーターのマイクロプロセッサーが悪さをしていう事を聞いてないのでは?と思い始めました。
って言う事はこのステッパーモーターの入手と交換手順を調べればどうにかなるかもしれない。
その前になんとかテスターを準備してこのエラーである事を確認したいなぁ〜