キャンターの青パルさんが投稿したカスタム事例
2023年11月22日 17時50分
以前からアイドリングでカラカラ音が出ていたのですが最近は走行中にも音が出始めたのでベルトテンショナー&アイドラープーリーの交換をしました😀
そのままでは全然手が入る隙間が無いので10ミリのソケットで外して手が入るスペースを作ります。
メガネやスパナが入らないので一番小さいソケットレンチで4本ボルトを外します。
ダイナモに付いている保護ステーの上側だけ外します。
これはベルトの脱着時にステーを外した隙間からベルトをくぐらせるためです。
ここのボルトの頭が15ミリ😥さすがフィアットのエンジンです(笑)
テンショナーのボルト13ミリにレンチをかけて右前輪側に引くとベルトが緩みます。
手を放すとテンショナーのバネで戻ってしまうので引いてからタイヤレバーでレンチを固定しました。
固定するのにレンチの長さが足りないのでパイプで延長しています。
左に見えるボルトが手前に引くために掛けるボルトで手前に引くと右のバネが仕込まれた本体の固定ボルトが現れます。
細い六角レンチはテンショナー本体のボルトが見える状態で固定するために必要です。
左のプーリーが手前に引かれた状態で六角レンチを入れる穴が出てくるので新品のテンショナーで穴の位置を確認してから差し込みます。
新品のテンショナーにも六角レンチのようなピンが刺してありますがこのピンはテンショナーとアイドラープーリーとベルトを全て付け終わってから抜いてください。
間違って抜いてしまうとテンショナーのバネの力で戻せなくなり固定ボルトを締めることができなくなります。
テンショナーの固定ボルトは六角の8ミリです。
アストロで¥400くらい。
ちょっと短くてレンチ本体が回せないので一番短いエクステ使いました。
ここに入ります。
順番が逆になりましたがテンショナーの13ミリボルトを引いて固定したらアイドラープーリーをまず外してください。
外すとテンショナーの本体のエンジンと固定する六角穴のボルトとベルトを緩んだ状態で固定する六角レンチを突っ込む穴がやっと確認できます。
ベルトは外す前に簡単に絵を書いておきました(笑)
ベルトとテンショナーを外したら新しいテンショナーとアイドラープーリーを組み付け、ベルトを掛けてからテンショナーに刺してある六角レンチを引っこ抜くとベルトが張って完成です😀
今回の異音の原因はアイドラープーリーのベアリング磨耗でした。
外したプーリーを回してみるとカラカラ音と前後にガタが出ていました。
三菱では10万キロで交換推奨です。
15万キロくらいから音が出始めて今回18万キロで交換しました。
ちなみにディーラーで修理を頼むと部品代がテンショナーとアイドラープーリーで¥34000、ベルトが¥6000で工賃消費税込みで10万前後との事でした。
単純計算で工賃¥5万と消費税¥1万くらいですね。
僕が今回使った金額はテンショナーとアイドラープーリーで¥7800(純正と同じNSKのベアリングでした。)ファンベルト(ミツボシ)が¥4000でした。
作業時間はゆっくりやって2時間半でした😀