Joy93さんが投稿したZX-12Rに関するカスタム事例

最近気温がバイクに丁度ええからわりかし乗ってる。

それもあってかやっとこのバイクに乗り慣れて来たけどやっぱり動きが全体的にたるい。
特に1速や2速でガバ開けしても過激さが足りないと言うか刺激が足りない感覚がある。

逆にハイギア低回転からの車速の乗りは抜群にええが。

兄貴の乗ってた04の10Rの方が全体的に過激な作りだったのもあるだろうがそれに比べればメガスポーツったって所詮ツアラーに片足突っ込んでるのか生粋のスーパースポーツに比べりゃ全体的にマイルドな印象。
まぁそれでもタコメーター見るとめちゃ速えんだけど。

と、言う事でスペックを比較してみた。

これをみてびっくりしたがミッション自体は10Rの方が全然クロスのショートだが意外と1次と2次の減速比は12Rの方がショートな設定。
動きのたるさはギアがロングなんだろうと勝手に思ってたが意外とそうじゃないらしい。

まぁ特性上ミッションの構成は多少ロング寄りだし特にハイギア側はかなりロングに振ってるけどそれでも1-2速あたりでそこまで体感に差が出るほど数字上はわかんないと思うけどどうなんやろか？
この0.2の差が結構でかいんか？

他の違いと言えばエンジンを見るとやっぱりほぼ同じ様な馬力だけど12Rの方がかなりショートストロークと言える。
より高回転仕様と言えるが実際問題1000ccで同じ様な馬力絞り出すには10Rの方がより高回転まで回す必要があるわな。
最高回転数までの到達時間にさほど差が無いとしたら10Rの方がより急激に出力が立ち上がる出力特性だと思うから体感的にこの辺が刺激につながってるんだらうかね。
いわゆるドッカン加速かね。

あと車重も乾燥重量で40kg程の差が有る。
40kmと言えば後ろにスタイルのええネーチャン載っけてるのと同じだからそら運動性能に差は出るだろうけどそれ以上にマスの集中が10Rの方が高次元な感じ。
12Rはフロントヘビー感を感じるから低速からガバ開けしてもフロントが上がってくる感覚が少ない。
逆に10Rは1速でガバっと行ったらバックドロップ、2速でも本当そのまま離陸しそうな勢いで加速して行く。
現実10Rなら1速13000回転で168km/hまで伸びてるし。

まぁとりあえずドライブスプロケットを2丁落としてみる。
Fの2丁と言えばRの6丁に相当するから54丁ならそこそこなデカロケ相当だからかなりフロントポンポン上がりやすくなるはず。
その代わり1速で計算上143km/hから127km/hの大幅ダウン。。。
最高速度も計算上で338km/hから300km/hまで落ちるから対感上10Rに近づくかも。
ただトルクが太いくてインジェクションの制御が荒いから乗りづらーてしょうがなくなる可能性大。
嫁のバイクだから嫁にはアクセルは絞る様に開けろよと言い続けるしか無い。。。