インプレッサ WRXのDIY・LSDオーバーホール・NISMO・STIに関するカスタム事例
2020年07月04日 19時30分
リアデフを作ります。
こちらはGDB前期型のR180です。
6速と組み合わせるため、3.9のファイナルギアが欲しくてチョイス。
ドナーもバラします。
絶版になっているSTIプレッシャーリング。
純正装着品よりもロックする角度になっています。
かんせい。
内容は
SP/SD/FP/FD/FP/FD/(カム角60°)/FD/FP/FD/FP/SD/SP
ちなみにスバル純正(イニシャル3キロ)は
SP/FP/FP/FD/FP/FD/(カム角45°)/FD/FP/FD/FP/FP/SP
今使っているもの(組んだ時点ではイニシャル15キロくらい)
SP/SD/FP/FD/FP/FD(1.9)/(カム角45°)/FD(1.9)/FP/FD/FP/FP/SP
今回はオーバーサイズを入れずに組んで、現状よりイニシャルを下げました。
おまけ
この前組んだフロントとのプレート比較
ATSでっけーですね。
デフ玉のサイズはリングギアの寸法で決まってしまうので爪先端での径は大差ないですが、ATSは爪を小さくして数を増やすことでプレートの摩擦面を大きくしているみたい。
摩耗には強そうですし、イニシャル上げるにも向いていそうです。
おまけ
スバルの純正機械式のイニシャルアップでよく使われるディスク。スバルも日産もLSDの製造は栃木富士なので、同じサイズのデフなら同じディスクが使えます。(なんならケースも日産のロングケースとスバルは共通ですからね...)
それぞれ2枚買う(あわせて1万円くらいです)と、今使っているものとして紹介したセッティングが作れます。FD1.9と、SDの部分にあたります。
昔のnismoのカタログにもR180の10キロと20キロのセッティング例が載っていた気がするので、デフを組み直して効かせたい人は参考にどーぞ。
FPやFDは、スバル純正の物にはオイル溝がありますが、nismoにはありません。
オイルを回したい日産R180ユーザーは部品取りにスバルのデフを買ってみるといいかも。