ランサーエボリューションのラリーカー・魔改造に関するカスタム事例
2019年08月08日 12時17分
日本車なのに、日本では滅多に見られないラリーカー。
・ランサーWRC1&2(画像は2)
現役時代に展示されたっきり、日本では見られなくなった。
ホモロゲの関係で、ベースはエボ7ではなく、普通のランサーに無理矢理エボ7の外装をくっつけてる。
なので、ホイールベースがエボよりも長いし、左右のエアダムが無い。
レギュレーションの問題で、フロントバンパーのダクトは大部分が塞がれてる(左右の黒い部分もメクラ)。
・ランサーWRC 04&05
現状、三菱ワークス最後のWRカー。
一時期、レプリカもディーラー等で展示されたが、現在日本国内では三菱所蔵の本物1台のみ。
これも一時を境に殆ど表に出なくなった。
普通のランサーがベースなのは相変わらず。
1&2と比べて、性能はかなり改善されている。
実はドイツの会社が現在も製作、販売している。
・ミラージュ(スペーススター)R5&Evo
スウェーデンの会社が、ミラージュにR5相当の魔改造を施したもの。
Evoはラリーアート・ニュージーランドが魔改造したもの。
通常仕様は1.0Lor1.2Lのエンジンだが、エボⅩの4B11をダウンサイジングして搭載すると言う魔改造っぷり。
活躍の舞台は海外なので、日本で見ることはほぼ不可能。
・スイフト
ヨーロッパで魔改造されたスイフト。
動画を見てると、FFなのにめっちゃ速い。
スズキワークスやらモンスタースポーツが開発したものもあるが、現行型の純ラリーカーは日本には無い。
・マツダ2
ニュージーランドで魔改造されたデミオもとい、マツダ2。
1.6Lターボに換装し、四駆化、ワイドボディ等々、ラリーカーとして必要な改造がしっかりされている。
旧型のデミオも魔改造されてる辺り、ニュージーランド、オーストラリアはその辺の魔改造が盛んなのだろうか?
・RX-8
こんなものまでラリーカーに仕立て上げるのかと言いたくなってくる。
魔改造具合は、製作者によってまちまちだが、四駆化された個体もある。
しかも、ワールドラリークロスにも出ちゃったりしてます。
・350Z&370Z
意外とヨーロッパではポピュラーな存在らしく、しっかりとラリー用のキットが出てるみたいです。
日本でも一時期ラリーに出てたみたいですが、ヨーロッパみたいにキットは無く、ほぼワンオフだったそうな・・・。
FRが故に、動画で見てても殆どのコーナーはドリフトしてます。