スイフトスポーツのEVO Corse・SanremoCorseに関するカスタム事例
2024年10月25日 21時43分
コストコのマイクロファイバータオルをまとめ洗いして干したら、幸福の黄色いマイクロファイバータオルみたいになったその日の夜、ついに人生初の純正ホイールから社外ホイールへの交換を果たした。
輸入ホイールということで一抹の不安を抱えていたのだけれど、ダウンサス交換のときにもお世話になった工場さんへ連絡を入れて、その2日後にはさくっと交換終了。さすが、レース活動で培われた技術を売りにされているだけあって見事なお仕事ぶり。
ちなみにホイールにはエアバルブが付いておらず、ふつうは付いてますよと教えていただいた。そういう基本的なことについて無知蒙昧。恥を撒き散らしながら、全方位に感謝をしながらのカスタムライフである。
SanremoCorse 7x17”。イタリアのレーシングホイールブランドEVO Corseがターマックラリー用に開発したホイールで、ETは45mm、重量は8.7kg。ハブキャップ、ハブリング、ラグナットが付属。
オンラインストアで注文した際に、CEO兼エンジニアの方から直々に、ホイールを装着したら写真を撮って送ってねとメールが届いた。ちなみにその方は、OZ Racing、Speedline SpA.(現Speedline Corse)などでも活躍なさった経歴をお持ちらしい。
ホイールがはみ出さないようにと、念のためダウンサスに付属していたフロントキャンバー調整ボルトを準備していたのだけれど、しっかり収まってくれて、心配は杞憂に終わった。ちなみに、愛車のダウン量は、フロント約20mm、リア約25mm。
はじめはADVAN Racing RCIIIがいいなと思っていた。競技での使用を前提に設計・開発されているのが魅力的だった。けれど、どこを探しても在庫はなく、販売元のYFCに問い合わせるも明確な販売時期などの情報は得られず、そこで完全に諦めた。
ADVAN Racing RCIIIを諦めたからには、それ以上の満足感を得られるホイールにしなければならないという謎の義務感に駆られて国内外問わずホイールを探し回った挙句、ようやく辿り着いたのがEVO Corseだった。
結果、とても満足のいくホイールが手に入った。個人輸入による配送コストは高くついてしまったのだけれど、それにも増して大きな納得感と達成感がある。さらには塗装トラブルによる想定外の遅延という面白ネタに謝礼品まで加わり、購買体験としての満足度も高い。
白いホイールを装着したことで、愛車のエクステリアが断然エレガントになった。かっこかわいくなったという表現がより正確だろうか。個人的にZC33Sからはスパルタンなイメージを受けるのだけれど、白いホイールがオブラートに包んでくれる。それでいて競技ラリー向けのホイール。ニヤニヤが止まらない。
街乗り用途の愛車にはtoo muchな、自己満足カスタム。気持ちステアリングが軽くなったようなフィーリングも得られ、これからのドライビングがますます楽しくなりそうだ。