ムーヴの千思万考さんが投稿したカスタム事例
2020年10月04日 08時24分
スロットルボディの洗浄を行いました❗
これが汚れてくるとアイドリングが不安定になりますからね😁👌
ダイハツさんにお願いして作業中の175の様子を撮りました😁📸
175スロットルボディ
これは、ワイヤーが引かれてないアクセルOFF状態
続いて、ワイスロ故に出来るバルブ開状態(笑)
そして、ここを洗浄しただけではダメなんです😁
ワイヤースロットル車は、アイドル・スピード・コントロール・バルブ(アイドル回転速度制御)というものが装着されてます😁
これは、メインのスロットルバルブ以外にアイドリング用のバイパスのバルブがあります。何の為か?
ワイヤースロットル車の場合メインのバルブ(白矢印)はアクセルを踏まないとバルブが開かず空気が入らないためアクセルを放すと物理的にエンストしてしまいます。なのでメインのバルブの脇に小さなバイパスが設けられています。赤丸がそれです。
これが要で、アクセルを放してもアイドル回転を維持するためのシステムでこの奥の手の届かない場所にアイドル回転数制御弁というのがあり、通称ISCVと呼ばれる、エンジン総合制御システムの一つで、スロットル・バルブのバイパス通路を流れる空気量を調整して、アイドル回転数を制御するものです。
電磁石で動かすタイプと、モーターで動かすタイプがあり、175は、モーター駆動。
例えば、エアコンを使うとこのISCVが作動しバルブを開いてアイドル回転数を上げます😁
で、話は長くなりましたが、このISCVが動作不良を起こすとアイドル回転が不安定になります。
ダイハツで、これも洗浄してもらいました🤭
尚、電子制御スロットル車にはこのISCVは搭載されてません。
当たり前ですが、元々、メインバルブが電子制御ですから、アイドル回転時にはアクセルを放しても、電子制御でメインバルブを開きアイドル回転を維持できるからです。まあ、メインバルブにISCVの機能が備わってる感じです😁
なんで、電子制御スロットル車のメインバルブはエンジンが動いてる間は基本的に閉まる事はないです。(アイドルストップ時は除く)