かずさんが投稿したカスタム事例
2020年05月12日 20時34分
軽からトラック、果てはバイクも整備から弄り迄してます。 みんからにも相当数記録上げてます。
16万㌔走っているラパンに乗っている知り合いから動き出し、甘踏みした時に金属が擦っているような音がするというのでタイヤを外して診てみるとローターはこんな感じです。
キャリパーを外して見てみるとローターのパットの当たり面積が少なくそのままローターを再使用してきたのでパットが当たらない端に錆の瘡蓋状の部分ができていてそこにパットが擦って異音が出るので原因の1つが分かりました。
まず瘡蓋状の部分をアングルハンマー等で叩いて剥がしていきます。
時空的に前後しますがキャリパーを外した時に分かったのですが外側のパットと内側(ピストン側)の減りが極端でピストン側が1㍉もあるか無いかの状態です😱
ピストンの固着はしてはいなかったです。
パットを外してよく見てみるとパットセンサーにローターに擦った跡があります。
もう異音の原因の大元はこれみたいですね。
こんな事になる原因はピストンの固着、キャリパーの固定部分のスライドピンの固着、スライドプレートの油分不足とブレーキダストが溜まって動きが渋くなるのが殆どです。
パットを外してスライドプレートを見てみると外側は一応動いているみたいですね。
内側は余り動いた様子はないですね。
スライドピンは固着も無くスムーズに動きます。
外したパットです。
内側と外側のパットがこんなに残量が違います。
原因は大体掴めたのと部品がなく返事待ちなのと移動させるため錆の瘡蓋部分を叩いて剥がして内側と外側のパットを振り替えてスライドプレートを綺麗にして一旦組み付けます。
ちなみに反対はローターの錆は同じぐらいですがパットは内側と外側は一緒ぐらいでした。
ついでにリヤドラムも一旦外してライニングも見てみます。
残量もまだまだあるのと変な当たりは無いので問題ないですね。
取り敢えずブレーキダストが出ているのでエアを吹いて飛ばしバックプレートにグリスを薄く塗って組みます。
後はパットは新品に、ローターは研磨か新品か連絡があったら部分を駐屯して作業に入ります。