ビートのクラッチオイル漏れに関するカスタム事例
2022年09月07日 12時04分
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クラッチのフルードを交換しました。
(ビートは油圧クラッチなのです。)
というのも、昨日仕事の帰りにクラッチがスコッと踏み抜けてしまい、チェンジが非常に厳しくなってしまったので、仕方なく力任せにギヤチェンジして4速キープで家まで戻って参りました。
原因というか、どうもどこかで地味に漏れを起こしていて、いつの間にか液量が減ってしまい、ついにはエアを噛んでしまったと思われます。
フルード交換はホロの後ろを外して、座席の後ろのメンテナンスハッチを開け、ジャバラのケーブルの下あたりにあるドレンプラグからフルードを抜くのですが、抜いてみたら残量わずか。。。減ってました。
安心しきってちゃんと点検していないと旧車はこうなります、皆さんも気をつけましょう。。
左が抜けたオイルですが、量が少ないのもそうなんですが、とにかく汚ったないです。
道具ですが、一人で作業出来るエア抜きツールです。
コンプレッサーの力を借りてレリーズシリンダー側からフルードを吸い出します。右側の物は、マスターに逆さに立てて、自動的に液量を満タンにできる仕組みです。
フルードはDOT4と表記されたものを使っています。
DOT3、DOT5と言うのも売っているのですが、それぞれ沸点が違うので、走り方によって使い分けが必要です。もちろん混ぜてはいけません。普通に車乗るぐらいなら3で充分です。でも数字は大きい方がいいとつい思っちゃうので4を使用。本来はスポーツ走行向けのフルードです。
今日のところはフルード交換だけにしておきましたが、マスターシリンダーとレリーズシリンダーは中古部品をたまたまストックしていたのでこちらを早急にリペアして取り替えるつもりです。
左がマスターシリンダー、右がレリーズシリンダーです。
リペアにはインナーキットを使います。
昨日の夜慌てて発注した次第。。
価格は5000円~8000円程度です。
中を分解して清掃、サビなどを除去してキットを組み込みます。このキットのパッキンが劣化していることがあり、劣化するとそこから漏れが発生し、マスターの場合べダル辺りにフルードが垂れてくることも有ります。
新車から30年以上経つ車ですから、この辺になにか起こっても何も不思議ではなく、、、、
(解ってんならやれよ。。と言われそう。)