インサイトのHMMF・インサイト・ZE2・CVTフルード交換・フリードに関するカスタム事例
2024年12月07日 12時47分
町工場の整備士です。 たまに整備士養成の専門学校の講師やってます。 若い頃はEG6で雑誌オプション主催の耐久レースや走行会に出てました。 セントラルサーキット会員20年目です。 現在の所有している車は、 NSX(NA1)、ビート、320iのMスポ(E90 6MT)、シビック(EK4)、エッセ、エブリイワゴン(DA62W)、タント(L375S)、インサイト(ZE2)とかです。
ヤフオクで買った13万円インサイトのCVTフルードとフィルターを交換します。
前のオーナーもどうせ永らく交換してないだろうし。
ホンダのこの時代のCVTフルードはリコールの関係で純正フルード(HMMF)を使用しないといけないです。
気がついたらメチャ値上げされてて泣いた(TдT)
CVTのマグネットドレンボルトには相変わらず、鉄粉がびっしり。
これ、CVTのスタートクラッチの摩耗粉と考えたら毎回大丈夫かよと思います。
ついでにCVTのフィルターも交換します。
みんなこれ重要なのに交換してないんですよね。
ラジエター付近のリターンホースの間にかますだけなので他車種に流用はすることもできます。
多走行車や輸入車のATに使うのも良いです。
実は車を買ってすぐ、このフィルターだけ交換していました。
中華製のバッタモンですけどね。
アマゾンで安価で売られていたので、とりあえず着けていました。
純正品の3分の1くらいの価格かな。
海外の掲示板でこれやべーぞと話題になっていたのにあえて買ってみるのがオイラ。
上→純正新品
下→外した中華製バッタモン
ヒマだったのでグラインダーでぶった切ってみた。
どっちも使用済みのやつです。
下が中華のバッタモンフィルターね。
フィルターが汚いほうが純正。
濾紙のサイズが違うけど、バッタモンは折り目が多く表面積を結構稼いでいる。
これだけ見ると中華のバッタモンもそこまで悪くないんじゃと思いきや…
中華のバッタモンにはバイパスバルブがついてないという極悪仕様。
これ、使っててフィルターが目詰まりしたら行き場の失ったCVTフルードがどえらいトラブルを起こすのではないだろうか。
さすが中華。
安全対策ゼロ。
これこそ安かろう悪かろうの典型である。
実は海外の車系の掲示板を見てて薄々知ってたんですけどね。
純正フィルターは真ん中にバイパスバルブがついていて、フィルターが詰まると真ん中の穴が圧力で開き、フルードを逃がすような仕組みになっています。
かなり長いこと交換してないだろうフィルター。
主に汚れるのは中側なのに外側まで真っ黒である。
ボッタクリの純正CVTフルード。
今回はCVTのジャダーは出てないので、スタートクラッチの磨り合わせ儀式はやりませんでした。
無駄にスタートクラッチの寿命が減るし。
ちなみにHMMFが指定されている他車種でも、CVTがスタートクラッチ式じゃない場合は他社製のフルードを使用しても大丈夫だったりします。
フリード(GB)やステップワゴン(RK)なんかがそうだったかな。
最後にモノタロウで買ったホイールキャップをつけてみた。
1980円
見た目はまあまあ気に入ったけど、走るとキャップの強度がヨワヨワなのでシナってギシギシ音がなる。
だめだこりゃ。
そのうち走行中に外れるな、コレ。
さすがモノタロウブランド。
純正に泣く泣く戻しました。
俺の1980円が。
1980円あれば吉野家でうな重二枚盛りが食えたのに…。
アルミホイール、職場のどっかに転がってないか探してみるか…。
今回も見てくれてありがとうございます。
ていうか、数年前に比べてカーチューンってかなり過疎ってないですか?
みんカラもとうに廃れてますけど、ここも古参ユーザーさんばかりのような気がする…。