ビートのステアリング交換・ステアリングボス交換・ステアリングポジション・シートポジションに関するカスタム事例
2023年05月05日 04時50分
前回の投稿で予告したステアリング交換についてです。
ワクワクと傷付けないようにしなきゃという警戒心が合わさって、カッターで透明フィルムを切る時に何箇所かメスを入れてしまいました(笑)。この写真だと箱にシワまで入っております(笑)。
ホーンボタンとステッカーが入ってました。
本体
取扱説明書とシリアルナンバーの紙です。前回の投稿でも書きましたが正規品ですよ。後、人生御初の新品ステアリングです。
ステアリングに併せて購入したHKB SPORTSのボスキットです。ディープコーンのステアリングに変更するので元々のボスに付けると手前に来過ぎる為、ショートボスを調べた所此方のボスが長さ値段共に良さそうなので購入しました。因みにショートボスという商品名では無いですが、「ビート ショートボス」とかで検索するとヒットすると思います。送料込みで2400円位だったと思います。
ナルディホーンの時はリングは不要、っと。
此方も開封。
ボスとホーンリングです。
付属で皿ネジと六角ネジとヘキサゴンレンチが入ってました。親切ですね〜。
ボスのホーン接点部に塗る為のグリースです。コメリパワーにて購入。500gで1980円でした。グリースだったら何でも良いのかわからなかったので、使用用途にバッテリーのターミナルも使えると記載されているのが決め手の一つになりました。その隣には同じ会社の20gシリコーングリースもありました。そんなにつかう用事も無いので量を考えればこちらだと思いますが、記憶違いで無ければ1280円位しました。う〜ん、高い…
そして作業を始めます。アースの端子を外すのですが、何を思ったのかアーシングのステーしか外さずメインのアースはバッテリーに繋いだまま作業してました(汗)。ステアリングロックを解除するのに鍵を回す度に追加メーターが起動、それで気づくという、情けない限りです…
NSX-Rのパチモノホーンを外します。
丸端子はアースです。
本物を使った事が無いのでわかりませんが、Hロゴがだいぶ色褪せてますね。
何故こんな配線になってるかというと、ヴェローチェとレースのホーンリングよりも大きくて入らず、そのままボスに付けるとアースの金具と触れないのでご覧の通りになりました。わかり難いですがホーンに4つの足みたいなのがあります。こいつが諸悪の根源です。配線の被覆を剥いてアースの記号がある穴に外れない様に入れて、ステアリングと丸端子を共留めしてました。それだけですとボスの穴の方がホーンの裏側よりも大きく固定されないのでゴムを巻く事により完全に固定できるようになりました。
ボスのナットを緩めようとしましたが、私の持ってるラチェット(本当はスピナーハンドルの方が良いのですが、私は持ってません。)ですとエクステンションを使用してもステアリングと当たる為、スペーサーを抜いてからステアリングを付けました。これで緩められると思ったものの今度はラチェットが壊れそうで怖かったので結局電動インパクトで一撃。ステアリングシャフトやネジ山がガジらないように慎重に回したのですが何も起こらずに緩みました。
スペーサーの厚みは25mmでした。
左右に2、3回ゆすったらすんなり外れました。純正ステアリングを初めて外す時もこんな感じで取れるのでしょうか?
ボスとホーンの接点部分です。使用期間が長かったので削れてますね。
左がHKB、右が元々の付いていたメーカー不明のボスです。短くなってるのが良くわかると思います。カバー部の長さが右が70mm、左が55mmです。RSマッハさんのショートボスと同じ長さでした。
グリースを塗るのですがこの量、多用途とはいえ使い切る自信無いなぁ(笑)。
分かりづらいですが塗りました。
ボスをはめてナットを締めます。センターとボスのTOPマークを合わせてあります。セルフロックナットみたいですので再利用せず新品を用意しましょう。そういう私は用意して無かったので再利用します(下調べが甘かった…)。ボスの取扱説明書には締め付けトルク3.5kg•mと書いてあるので、N•mに直すと34.3N•mになります。
ステアリングを付けて、
ホーンボタンを取り付けて完全です。ホーンボタンを嵌めるのに少し手間取りました。
シートポジションを合わせて試走したのですが…違和感が全く無い!
ステアリングコラムからステアリングのグリップまでの距離を計算してみました。
変更前
ボス 70mm
スペーサー 25mm
MOMOヴェローチェレーシング40mm(取り外し後オフセット量計測)
70+25+40=135(mm)
変更後
HKBボスキット 55mm
ナルディ タイプラリー 34φ 75mm(オフセット量)
55+75=130(mm)
近くなるどころか5mm遠くなってました(笑)。今までよりも近付き過ぎる事を懸念してたのでこれは嬉しい誤算でした。
10mm以上なら違いがわかるかも知れませんが、この位なら全く気になりませんでした。
外から見えるステアリングが良い感じですねぇ。