ボクスターのMADMAX・革ジャンに関するカスタム事例
2020年11月29日 15時26分
昨日紹介した革ジャンを仕立て直した。
この革ジャンは、映画MADMAXの主人公マックスロカタンスキーの勤めているMFPの制服のレプリカである。
この商品を作っている会社は、ハリウッド映画ターミネーターやスターウォーズなんかのレプリカ革ジャンをいくつもリリースしている。
映画の革ジャンは、おそらく馬革。同僚のグースが、出勤するシーンで、革ジャンを着るシーンがあるが、かなり薄手の革を使っていて、まるでシャツのように羽織っている。
これは、昨日の加工前画像である。マニアとしては納得いかない出来だとボヤいたが、それは何故か?
1. 襟の大きさが小さい。
2. ダボダボで、ダサい。
3. 表面が、シワシワ。
4. シルエットが、ダサい。
これを修正する為に何をしたか?
まさかのアイロンがけである。そんな無茶な!と思うかもしれないが、安物なんで失敗したら捨てればいいとばかりに、思い切ってやってみた。
5時間程かけて、最大温度でシワを無くした。
まるでベルサーチの革ジャンのごとき表面になるまで、アイロンかけまくった。
襟が大きくなる位置で、折り目をつけた事でシルエットが、見違えるように変わった。
またシワを無くす事で、馬革のような綺麗な表面に。アイロンをかけ、表面を平らにした事で、ダボダボした印象が減ってスマートに見える。
あと、アイロンで革が縮んだようで、気になっていたウエスト周りが物理的に縮まった。腕もかなり長かったんだけど、すごく縮んでピッタリの長さがなった。アイロンがけだけで、ここまで激変するとは!安物候だった見た目が、そこそこの値段の見た目に変わったかと思う。
ここまでするのに、5時間くらいアイロンかけたけど、まだ納得いかない部分もあるから、あと2時間くらいは、かけようかと思う。終わったら、ミンクオイル塗って馬革みたくテカテカにしようと思う。