147の空燃費に関するカスタム事例
2023年08月07日 19時34分
【第二回現況確認と予防整備】
この日は前々から買い溜めて休みが全く無くて取り付けする暇が無かったものをまとめて取り付けてもらう事に
①A/F計、センサー
フルコンでも無いこの車は燃焼状態を確認する手段としてプラグの色ぐらいしか無い為、何かあった時は「もう我慢できないチェックランプ点灯」頼みしか判断基準がない為に対応が後手後手に回るとのことで「壊さない事前の目安にこれは必要」、との事で激安のチャイニー製をだいぶ前に購入
②電動バキュームポンプ、真空になったらポンプを停止させるワンウェイバルブ
ハイカムのオーバーラップが凄過ぎてブレーキへ行くはずの負圧が足らず、動き出しや低速時のブレーキがまるで効かない為、街乗りの安全性向上の為購入
高回転に振り切ったこういう車なら普通との事
街乗り頻度が低くなったら外した方が良いと
③いただき物のオイルクーラー取り付け
④プラグチェック
⑤オイル状態の確認
⑥各種増し締め
⑦ミッションの圧抜きホースの処置
以上7項目がこの日やっておきたい、やって欲しい作業でした
流石にこの内容はT氏の力を借りざるを得ない為、真面目に日曜日のアポを取ると鈴鹿のイベントの準備で超多忙なはずなのにカモネギが来たと作業依頼OK
結果的に③⑥はパーツと時間に問題があって出来ませんでしたが概ね上手くやってもらえました😊
T氏が到着前に自分でできる事はちょこ確認、前回の長距離試走から何も触ってない為まずオイルの状態確認
前回の試走は渋滞の無い田舎道を気持ち良く走れたので1回目安物うがい用オイルでシャバシャバ真っ黒だった汚れも、2回目高級オイルとストレスフリーなドライブでどうなったのか気になってましたが悪くない量と色、そして粘度を保ってました
エンジン載せ替え直後のうがい用の時は200キロ以下の走行でとんでもない色してたのと比べるともう大丈夫かなと
白煙に関しても旧エンジンよりは全然マシで、ほぼ白煙は視認出来ないレベル
旧エンジン、7万キロ程度でオイル下りかオイル上がりか、圧縮も半分しかなくてピストンのクリアランスが広くなっててオイル消費と白煙の量がまあまあ酷くて今考えるともう時間の問題だったのかと
腰下バラしてみてメタルの寿命も近そうだったので何にしろ載せ替えは頃合いだったのかな
これも何かの縁だな〜
エンジンかからなかった時は本気で捨てるつもりだったけどなんだろなーこれ
続いてプラグ
最近一気にイグニッションコイルを8本まとめて抜く必殺技を身に付けたのでマッハでごっそり抜きます、笑
メインもサブも悪く無さそう
これはミニ触媒と田舎道のおかげかな
2番目メイン、これは白いか?
予想では純正ECUが欲しがる値をフルチューンエンジンが飛び越えてて空燃比的にリーンになってると思われますがやっぱり想像してた白さ"高温"になってるかも
先端の大事な部分が溶けて無くなってる気もするんでやっぱミスファイアーの原因の一つはプラグかな
プラグの様子がおかしくなる理由はやっぱり燃焼温度が高い、リーンって事が原因と想定
それの裏付けを取るためのこの日のA/Fセンサーの取り付けなので完璧な段取りですね(ギリギリ
T氏が到着し必要になりそうな物をホームセンターへ数回買いに走り結局夕方近くから作業スタート
到着前に炎天下でいろいろなチェックをしてた自分は滝のような汗が止まらずダウン寸前⤵️
夏の作業はほんと地獄💦
仕事並みの準備をしてきて何とかやり過ごせる暑さ
今回の作戦では以前バッテリーを後ろへ移設して空いたスペースがかなり役に立つ、って言うか、移設しないと何も出来ない
ここ数ヶ月超ハードな仕事の合間に時間を見つけては最優先でエンジン載せ替え後の調整をしてますが、一般的にはこういうセット出しまで含めて一式で仕上げて貰うんだろうなと
「こういうエンジン買ったからサーキット走れるように仕上げといて」と、
載せ替えからセット出しまで車預けてお大尽仕様で言ってみたい所ですが、そんなお金は無いんで勿論出来る事は自分でやるんですけど、
これ預けて仕上げまで頼んだら幾らかかるんだろう?怖。
そこから100万越えのフルコン、セッティング、
この日聞いたHKSへフルコン取り付け、各種センサー、ハーネス作成、セット出しまでした人の話は200だと
あー怖。💧
取り付け前にいろいろチェック
バキュームポンプが回りっぱなしにならないように買っておいたワンウェイバルブのなんやらの動作チェック、説明書もなんも無いままどんどんやってってます
さっぱりわかりません😑
途中いろいろなアクシデントもあったっぽいですが着実に作業を進めるT氏
中華製っぽい電動ポンプの動作確認、ワンウェイバルブもOKらしい
通電はしてるはずなのにエラーっぽい挙動が出る原因を探る
買ったものが全て新品ですが安物三流品揃いなのでまず初期不良も疑う、笑
A/F計の信号を拾うセンサーは腹下のフロントパイプに付いてるO2センサーと入れ替える想定でしたが買ったものをよく見るとO2センサーの配線に噛ませて信号を拾えるらしくサージタンクの所まで上がって来てる配線から信号をいただける事に
これはラッキー✌️
ワンウェイバルブに取り付けるリレーをはんだ付け
こいつが無いとぶっ壊れるらしい
板金塗装から重整備までやって貰ってるこの人、過去に一時期こういうナビ、センサー、メーター類の取り付けを一般のお客さんから請けてやってたらしいですが
「こういうメーターの取り付けで工賃はだいたい一個1.5万だったな」と
結局それに近い金額でした😑
でもこれはその値打ちあるわ。
準備段階から始まって必要なパーツチョイス、ホース類、リレー、配線のチェック、取り回し取り付け、俺には絶対出来ん💧笑ヒューズ飛ばしてヨシ、笑
その辺のうんちくだけの車オタクと違ってなんでもやってのける本物の車オタクは一味も二味も違いますね(^^)笑
エンジンルーム内から電源取るもの
車内へ引き込む配線
またこのコネクターが引っかかって切れそうなので写真を撮っておく
その辺にあるものでSSTを作り引っ張る
過去に3連メーター、ど太いバッテリーのプラス線等引っ張り込む時に比べて3回目のこの日は多少慣れて早かったかも(多少)
先端の端子も切れずに引っ張れたのが収穫
あと、副産物的なおまけで前回バッテリーの移設でなぜか横滑りとABSがバグって使い物にならなくなってたんですが、この作業が終わってエンジンかけてみたところ何故か治ってました、笑ラッキー✌️
メーターの取り付け場所をいろいろ考えましたがとにかくこのメーター類は仮に近い存在、将来的にはこのスペースにテンション上がる漢のスイッチ類を並べたいなとおもってますんで今回は作業性最優先で同じ場所の上の段に取り付ける事に
そう、ここにはオーディオが、、
エアコンに続いてオーディオまで無くなっちゃって何か人として大事なものがどんどん無くなって行くような、ああ、
まあ、マフラーうるさ過ぎて音楽やラジオも全く聴いてませんでしたから使い勝手が悪くなると言えばCDの差し込み口に取り付けてあった携帯ホルダーが付けられなくなることってぐらい
暑さが落ち着くであろう秋以降になったら内装剥がしに手をつける予定なのでこれでもう重たいスピーカーは心おきなく外せますわ😂
動作確認しつつ仕上げの結線ハンダ付け
エンジン側に回ってO2センサーに割り込ませるA/Fセンサーの仕上げ
もう純正エンジンの時とは別モンのレイアウト
YouTubeでTSの本物のエンジンルーム見ても使ってあるパーツの値段は違えど結局バッテリー取っ払ってそのスペースにいろいろ取り付けるのは基本なんやなとやった後に気づく
配線類は暇な時にまた纏めるとして一通り完成
エンジン始動!
おー
こんなめんどくさい作業が一発で完了(^^)すげ〜
バキューム計は同じメーカーで揃えたのになんか微妙に合ってねーけどまあえーわw
重要なデジタルのA/F計、始動後直ぐは電圧、そこから数秒で空燃比の値を示しますのでこの動画の値は電圧ですけど配線上手くいったみたいでちゃんと機能してます
流石当たり前の金額払うだけ有りますです(^^)ワラ
更におまけで配線通す時にゴソゴソしたのが良かったのか横滑りとABSのチェックランプが消えた笑
(治った)
現状O2センサー手前にインチキミニ触媒を付けてありますんで正確な空燃比の値は出ない可能性有りますが、デジタルで示された値は理論空燃費14.7に対してリーン方向の16そこそこ
高いと予想してましたがやはり高い。
更にこの時はマフラーのバルブを半閉じでこの値
一回バルブを全開にした瞬間に20逝きました💧
バルブ全開で抜けが良くなり燃料はそのままで流入空気量が増えた為と考えられますが、今までバルブ全開で走った距離が短かったとは言えヤバい橋を渡ってたのは間違い無いなと💧笑
一般道から高速道路まで水温油温が以前に比べて高い印象だった原因はこれじゃないのかと
また、ラジエーターの再考やオイルクーラーで幾ら冷やした所で空燃比の値がリッチに振る訳でもなさそうですし、たとえ交換した所で熱ダレによりロスしたパワーが回復するだけで本来のパワーには殆ど近づけず悪くは無いけどそこじゃ無い感が想定されます
現状のセットでこの数値を下げる方法としてできる事と言えば元々付いてた大容量インジェクターに交換してみるって方法
要は燃料が足らない
純正ECUでの噴射時間は変わらないので一回の噴射時間で今の1.3倍は噴射できるであろうあれなら燃ポンも燃圧も触れない今は最善策かと
インジェクターを大容量に戻してパワーが出そうな13付近を狙いたい所ですが、それよりもまず、このエンジンが載せ替え直後始動できなかった最大の理由が燃料吹き過ぎでプラグがかぶってかからないって事でしたので素直にかかってくれるとは思いませんが次の休みはこれにチャレンジしてみようかと思います
やってダメならまた違う方法を考えるし
この一連の流れは載せ替え直後からT氏は予測してて想定内の流れというのは流石だなと
でも、載せ替え直後に「サーキット走れ、走らなわからん」ぐらい言ってたのも忘れてませんので、口車に乗せられてサーキットを直ぐ走らない判断をした僕もなかなかのファインプレーだったなと自画自賛😙
とりあえず全く中の状態が分からなかったこのエンジン、今回のA/F計取り付けによって少しリアルタイムな状態が見える化されたので次のセッティングの方向も根拠を元に方向性を決めれて良かったなと
まだまだ先は長いですが修理と違ってチューニングは前向きに楽しめていいものですね〜
RSは3月から何回預けてもずっとスッキリしない病におかされてて昨日少しヒントを貰えたので今度やってみよー
ではまたその内🖐️
あ、オーディオ取っ払っただけの剥き出しの具を隠すのに何か良いものは無いかと記憶を辿ると確か良さげな物があったなと思い出しましたんでまた今度DIYします💪