ユースケ@クヌギランナーさんが投稿したスプリング・バリアブルレート・乗り心地・ツインスプリング・ヘルパースプリングに関するカスタム事例
2022年01月28日 19時24分
大分県のミニサーキット「一本クヌギ・スピードウェイ」の公式タイムランキングを扱う「クヌギランナー」のイベントを主催しています。 走行会情報だけでなくブログも併設しているので、興味のある方は是非公式サイトをご覧ください! お気軽にフォローやコメントを頂けると嬉しいです♪ 公式サイトは「クヌギランナー」で検索!
今日はちょっと面白いバネを持ってきましたよ。
巻きが不均等のバリアブルレートってタイプです。
巻きが一定でない物や、途中でピッチが変わる物、途中で線径が変わる物など、色々とありますが、最近ではもっとセッティングの自由度が高いツインスプリング仕様などもあるので、近年ではあまり見られなくなりましたね。(一応、売ってるメーカーもある)
こちらはHKS製で、約20年前の物(笑)
線径は一定ですが、途中でピッチが狭くなっています。
線径が一定なので、おおよそ均等に縮むため、途中で狭い部分が線間密着を起こして有効なバネ長が短くなると、固有振動数が上がります。
つまり、レートが上がる。
ただ、古すぎて仕様書がないため、狭い部分の密着荷重が不明だし、密着するまでのレートもよくわからない💧
そもそも、狭い部分が本当に密着するのかも使ってみないと何とも言えないところ(笑)
一応、線間密着を起こした形跡は見られますが、塗装表面のダメージは浅いので、1Gで密着は起きないのかもしれない。
それなりにストロークしてから急にハードなレートに切り替わると、それはそれで乗り難そうだし、セッティングも複雑になりそうですよね。
ヘルパーで単純に車高を落として中立位置を調整したり、ツインスプリングで合成バネレートで見積もるのとはちょっと違う感じ。
あまり見掛けなくなった理由は何でしょうね?
やっぱり、いまいちだったって事なのかな?(笑)
でも、イメージ通りなら、伸び切り直前でバネ自体が減衰する様な、ソフトな動きにならないかな?
だとしたら、リアの軽いFFなどでリアに使えば、アクセルオンではリア下がりを抑えつつ、段差などで乗り心地が良くなったりしないかな〜?なんて考えていますが。。。
まあ、使ってみないと何とも言えないところ。