タカさんが投稿した純正流用ボアアップ・3.0L・S130Z・L28改・部品洗浄に関するカスタム事例
2023年02月01日 18時40分
L型プライベーター⁉️ SuginoWorks 旧車全般 キャブレター全般 ミッション、デフ回り等楽しく安くタダ働きしてます。 当方完全なショップではありません⁉️ あくまで「遊び」の延長です^_^
ピストンまわりが出来たので、シリンダーに入ります。
中古のシリンダーですが、何故か2番だけ小さかったのでダミーヘッドホーニングしました。
色々チェックしたら、オイルリリーフバルブを刃物で切ったみたいで刻みが入ってます。
コレではメクラ打っても隙間から漏れますね〜
リリーフバルブは、くり抜いてボールとスプリングを外してパイロットベアリングプーラーなどで抜くのですが、切り付けたみたいです。
秘密のボンドを練って塞ぎます。
その後メタルを打ちます。
抜け止めでポンチを撃ちます。
ネジ穴にタップを建てて綺麗にします。
加工に出す前にもやりましたが加工後なので、綺麗にさらいます。
ヘッド側終了〜
よく見るとネジ山が、光ってます^_^
ひっくり返して、クランクキャプをはずします。
ホーニングするので、締め付けトルクで締めて加工に出します。
たまにクランクキャプを付けないでとかちゃんと締めないで加工に出す人(ショップ)がいるみたいですがボア形が歪みます。
せっかくのピストンクリアランスが、意味無くなります。
強化ボルトなので、8kで締めてあります。
4番キャップは、スラハンで真っ直ぐ抜きます。
7番キャップも一緒です。
両サイドが圧入なのであまりこじってユルユルにしない様に気をつけます。
オイルを塗ってタップを建てます
全てのネジ穴を掃除します。
オイルストーンで面出しします。
エンジンクリーナーで洗浄します。
ゴミ等高圧洗浄します
バラして洗浄、加工前にも洗浄、加工後にも洗浄何度も洗浄します。
色々チェックすると面白い物を気づきました。
4番シリンダーの下側には、ホーニングの刃があたりませんが5番シリンダーは当たってます。
クリアランスは、ほぼ同じなのでダミーヘッド無しのボーリングの歪みですね
3番シリンダーにも刃の当たらない箇所が有ります。
ホンダなどのオープンデッキ(上側が大きく開いてる物)やサニーやハチロクなどの小排気量などかなり歪みます。
ボーリングでシリンダーの剛性は落ちます。
水温等にトラブルが出ない限りブロックフィーラーは必要です。
もちろんこのシリンダーには入れてあります
クランクも洗浄して綺麗にします。
オイルメクラも抜け止めします。
油圧を上げると簡単にぬけます。
曲がり修正とキー加工してあります。
また組む時に紹介しますが、このクランクは大加工してあります。