スカイライン GT-Rのバージョンアップ・オートセレクトジャパンブレーキマスターシリンダー・ブレーキマスターシリンダー・レポートに関するカスタム事例
2021年11月23日 16時25分
メンテナンスやバージョンアップのほか、自分流のカスタムなどチビチビやっていきます! ……/⭕️⭕️l40th_®️l⭕️⭕️\……
先日のメンテナンスとバージョンアップにて取り付けてもらった一つがコチラです…
オートセレクトジャパンの大口径ブレーキマスターシリンダーです…
角度を変えてビフォー・アフターです…
アルミの削り出しが美しいお品です…
ブルードは主治医さんのおすすめで、コチラのDOT4をチョイスしました…
施工後のレポートになります…
〜・〜メリット〜・〜
・ペダルタッチの改善
→一番のメリットと言えるのがファーストタッチのふわふわ感が改善されます。大型ブレーキに変更した際に感じる事が多い、ブレーキペダルを踏み込んだ際、ファーストタッチのふわふわした感覚と言いますか、遊び?が無くなりました。
・踏みしろ位置が変わった
→マスターシリンダー内のピストンが大口径となった事で、ブルードを押し出す物理的な量が増え、今までの初期制動ポイントより近い位置(踏みしろで軽めの位置)で初期制動が発生する様になりました。
・ペダルを踏み込む力の軽減
→ノーマルのマスターシリンダーの時と同じ制動能力を得られる踏力が、明らかに軽くなった(踏む力が少なくて済む)。大口径のピストンになり押し出すブルードの量が、増えた恩恵と思われます…
・ブレーキのダイレクト感
→峠などでフロントへの荷重移動を伴うコーナーリング時に、ブレーキペダルを踏み込んだ分だけ荷重移動が感じられ、ブレーキが効いていく感(荷重移動感)がとにかく気持ちいいです。
・見た目の美しさ
→マシニングセンタで作られた美しい模様と、ゴールドのアルマイトがなんとも言えません…
〜・〜デメリット〜・〜
・完全なポン付けでは無い
→純正マスターシリンダーの非分解の部位をバラして、Pバルブという部品を移植しなければならない。バラした純正のマスターシリンダーは元に戻せなくなり、再使用は出来なくなります。
※Pバルブは単体での部品設定や供給もない為、バラした後の純正品は側だけの中身無しになってしまいます…
・純正戻しは出来ない
→上記の理由により純正戻しは、別にマスターシリンダーを用意する必要があります…
・単品では装着出来ない
→ノーマルマスターシリンダーより、Pバルブの移植が必要な為、コチラのマスターシリンダー単体では使用する事(取り付ける事)が出来ません…
・価格が高額な点
→アフターパーツとしては大変高額な事と、交換作業も手間がかかりますので、工賃もそれなりになります…
※昨今の純正部品の高騰により、パーツ単体での差額はだいぶ縮まってきております…
・カラーリングが選べない
→オートセレクトさんに購入前に問い合わせた際に、ゴールドのみで他のカラーは選べない(費用別で別カラー施工も不可)点です…
・結晶塗装が出来ない
→コレは当方だけに当てはまる事かもしれませんが、エンジンルームの統一感の為に、結晶塗装の施工をお願い致しましたところ、内部に樹脂パーツが埋め込まれており、焼き入れ加工の際に樹脂パーツが溶ける恐れがあり、施工不可となりました…
個人的な感想を載せましたが、コチラのパーツは費用対効果の非常に高い、素晴らしいアフターパーツだと思います…
※当方のブレーキシステムに限った話しかもせれませんが、ブレーキ性能が向上したわけでは無く(制動能力がアップするわけでは無い)、あくまでもタッチの改善がメインと感じました…
エンジンルームは色を増やさなさいカスタムを貫いてきましたが、あえてミラッと見えるゴールドも気に入っております…
次回は、オイルプレッシャースイッチをお届け致します…