ミラのドアロックアクチュエータ分解に関するカスタム事例
2024年09月16日 17時07分
さて結局昨日はダルくてなんにもしなかったのですが、今日は何かやろうと一念発起。
お猫様もよう伸びて寝てらっしゃる…
以前から気になっていた助手席のアクチュエータ動作の渋み。
アクチュエータモーターのヘタリなのか電圧不足なのか開いたり開かなかったり、閉まったり閉まらなかったりがあるのです。
アクチュエータ4個接続時に症状が出る(3個までなら正常動作する)ので電圧が原因なのもあるとは思うのですが、助手席アクチュエータはモーターがヘタって交換されることが多いので中古も少なく、さらに良品からなくなってることを考えれば自分が購入したアクチュエータもヘタってて然るべきなんですよね…
というわけで早速アクチュエータ脱着です。
取付はここにボルトで一箇所、ドア内部にすタッピングドライバーでビスを一箇所止めてるだけのお手軽装着。これが純正の強みですねぇ。
コネクタも純正形状のものを使ったのでコネクタロックを解除して引き抜けば脱着完了であります。
部屋に持ち帰って、アクチュエータの解体ショーの始まりや…
純正アクチュエータの外装は接着剤による貼付けなので…
以前、腕時計の電池交換用道具として購入していたこちらを使用して割っていきます。
はい割りました。
ドライヤーで温めるとスムーズに割れるのに気付いたのはこのあとリア用アクチュエータを割るときなんですが…
モーターを抜き出して確認してみると、内部が黒ずんでる…んかなぁ?
というわけで比較対象を準備します。
そんなわけでサクッと取り出してきたのは余分に持ってたリア用アクチュエータ。
右リア用のこちらのアクチュエータなんですが…
もしかして左フロントと外装同じなのでは?と思って見比べてみたら、コントロールロッド以外の形状が一致しますやんか…
これは気づかなかったなぁ。ここにきて新たな知見を得るとは…
サクッと分解してモーターを見比べてみる。
左が助手席アクチュエータで右が右リアアクチュエータ。
モーター中心部の黒ずみが左フロントのが濃い…ということはそれだけ内部端子が摩耗してるということですよね。
モーターの分解を試みましたがちと手持ちの道具ではモーター外装のロックつまみを起こせなかったのでまた別の機会に。
とりまモーターを入れ替えたあとアクチュエータをドアに戻して動作確認してみたところ、ひとまずは動く…が、こればかりは数時間ほどあけてからじゃないとハッキリしない(滞留電力で正常動作してしまう)ので明日以降に様子見です。
確認までに左リアアクチュエータも引っ張り出してきて形状を確認してみる。
右リア用がほぼ左フロント用と同形状だとするなら、左リア用はもしかしたら右フロント用と形状が同じなのかもしれない…
が、右フロント用は集中ドアロック用にコネクタが6ピンなので単純にそのまま流用はできませんが…
まぁ今回の作業でロックコントロールロッドをうまく抜き替えできれば右リア用アクチュエータを左フロント用に使用することもできるという「どこの誰が得をするのか?」という知識を得ることができました。