アリストのjzs147・J-LUG・17クラウン・シフトノブ交換・純正流用に関するカスタム事例
2021年10月06日 17時14分
木目の多い内装ってラグジュアリーって感じでカッコイイですよね。
ということで17クラウンのシフトノブを移植してみました!
結論から言いますと、見た目はカッコイイですがとても面倒です😓
基本的な取り付け方はみ○カラに何件か載せてる方がいらしたので、そちらを参考にしながら作業すると良いです。
み○カラをなどで見ると元々15マジェスタ乗りの方がよくやられてるみたいです。
14アリストにも装着例があったのでやってみた訳ですが、15マジェスタに比べたらかなり大変かと思います…
ヤフオクだと割と値段する上に送料が掛かりますので「そのうちやろう…」と後回しにしていたのですが、偶然スクラップ屋の前を通り掛かったら17クラウンが潰されてたので格安で売ってもらいました。
外した17クラウンはベージュ内装。僕のアリストは内装色がスプルースなので色は合いません。開き直ってステアリングと揃えて黒革ウッドコンビに塗り替えます。
オッサンの手垢を落とし、分解して染めQとアドカラーで塗装。
革の部分の塗装はアドカラーがコスパ的にも良くてオススメです🙆♂️
ステアリングなどの補修にも普段から愛用しております。
塗り物なので耐久性はあまり無いかと思いますが、塗り直しも筆で塗るだけで済みますので楽チンです。
あ、ノブが欲しい際はノブだけではなくシフトユニットAssyで手に入れる事をオススメします。
乱暴に線をぶった切ったりせずに、ちゃんとカプラーからピンを抜きましょう。
ここから地獄の取り付けに入ります…
シフト周り、センターコンソールを外します。どこ外したらいいかは見たらすぐ分かりますので、割愛させて頂きます。
14アリスト系はノブの中にカプラーが入っており、ノブを抜くとO/Dの配線と分割出来る仕組みですが、17クラウンのノブは配線がノブから下のセレクターユニットまでずっと伸びているので、アリスト用のO/D配線を撤去して配線を通し直さなければいけません。
まずカプラーから配線のピンを抜きましょう。ここをドライバーでカチッと引き上げて…
ここの爪を押し下げながら線を抜けばいいです。
専用の工具もありますが爪楊枝でも充分です。
そしてここから雲行きが怪しくなってきました…
まずノブがレバーに入りません。
仮合わせの段階なので、この際ノブのO/Dスイッチと配線は抜いておきましょう。
見ての通り形が違います。15マジェだとレバーの形が17と同じなので何も加工は必要ないのでしょうが、アリストに付ける場合は削り倒して広げなければなりません。
ここで1時間ほど掛かりました…
あと固定するビス穴の位置もクラウンとアリストでは違うので開け直しましょう。
ここは15マジェでも同じのようです。
晴れてノブがレバーに入るのを確認したら、ノブのスイッチと配線を戻して取り付けます。
レバーの中に配線を通し直す訳ですが、ここが最大の難関であり、15マジェ系への移植と異なる部分です。
14アリストは内装パネルとシフトのインジケーターが一体になっており、先にパネルを入れてからシフトノブを嵌めないといけないのです…
つまりこの状態で手を突っ込んで配線を元の位置に通さなければなりません😭
めちゃくちゃ狭くてかなり大変です。左手の甲はガリガリになってしまいます…
元の位置に通さずとももっと手前で配線を通してギボシで繋げるとかも出来るかもしれませんが、可動部の配線なので面倒でも元の場所を通すのが1番確実だと思います。
配線が引っかかってノブがPレンジに戻らないとか、最悪断線して…なんてしょうもない事になったら目も当てられません。
配線を無事に通し終わったら、先程外したアリストのカプラーに再びピンを刺してください。
内装を戻す前に確実にレバーの操作などを確認してから内装を戻しましょう。
14アリスト乗りの方や、勘のいい方は既にお気づきかと思いますが、この流用をしてしまうとシフトノブを外さなければいけない作業(例えばオーディオ交換)をする際の整備性が格段に悪くなります😵
ノブだけ外すことは出来ませんので、この地獄のような作業の逆順をしなければならないのです…
見た目はかなりカッコよくなりますが、引き換えになる部分が大きいです笑
ぶっちゃけオススメ出来ませんが、興味のある方の参考になれば嬉しいです。
ちなみにプログレとプロナード?のノブ移植も同じ作業で出来るっぽいです。
長文失礼致しました🙇♂️